12月23日(土)YMCA大阪で「高校生のためのワンワールド・フェスティバル」が開催されました。
文字通り高校生が中心のイベントで、本校でボランティアを顔晴っているメンバーが発表の機会をいただきました。
1年生から人権防災活動に取り組み、ボランティアを続けてきた3年生3名がこれまでの「まとめ」として(1)「ボランティアで変わった自分」(2)「東北へ行って感じたつながりの大切さ」(3)「いのちと向き合う」をテーマに堂々と発表をしてくれました。
発表より一部、抜粋して紹介します。
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1)私は色々なボランティア活動を通して、人との出会い、つながりを学びました。私は人見知りなので、あまり前に出たり、自分から話しかけたりするのが嫌いでした。だけど、活動をする中で色々な人たちと交流しているうちに積極的に関われるように変わりました。
2)自然災害の恐ろしさをはじめて聞いたのでとても衝撃的で、亡くなった方へ日頃、思っていた感謝の言葉など、言いたいことを言えぬまま会えなくなってしまったことを知りました。私はそこで、自然災害の恐ろしさだけでなく、大切な人に大切な言葉を伝えることの大切さも教わりました。東北の方々のお話を聞いて学んだことを、今後の自分にしっかり生かせるようにしていきたいです。
3)寝ている時、お風呂に入っている時、家族や友達と話している時、今この瞬間でさえも、1秒後に何があるか分からず、明日がくる保証などないのです。私がこんなことを話しても聞き流してしまう人が多いと思いますが、大切な人に伝えたいことを伝える。これだけは絶対にしてほしいです。そして、いつ死んでもいいように、悔いなく生きてください。
3年間の積み重ねてきた経験が込められた深い言葉には説得力があり、高校生も参加された大人の方々も真剣に頷き考えてくれていました。
鶴見橋中学校の新しい一歩踏み出し、最後まで歩み抜いてくれた3人のリーダー、本当にありがとうございました。また、今回の発表の機会をはじめ、様々な活動の場を与えてくれた皆様ありがとうございました。
卒業後の進路で、これまでの一歩一歩が大きなチカラとして皆を輝かせてくれることを信じて応援しています☆