持ち物に名前を!
今学期の校内での落とし物や忘れ物を持ち主に引き取ってもらおうと、懇談会中、玄関ホールの長机の上に並べました。15日の金曜日まで並べていましたが、最終的にたくさんのものが引き取り手がなく、処分せざるを得なくなりました。その量、驚くことに大きいごみ袋約3袋分。きれいなものやまだまだ使えそうなものもありますが、名前が書いていないのでどうすることもできません。
お家の方が子ども達のためにせっかく買い与えてくださったものが、こういうふうに処分されてしまうのは残念でなりません。『名前さえ書いてあれば・・・。』と強く感じました。 暑い中での学期末懇談会、ありがとうございました。
7月12日(火)から14日(木)の3日間、1学期の子ども達の生活やがんばりを振り返るために、学期末個人懇談会を実施しました。梅雨明け間近のこの時期らしく、とても蒸し暑い中での懇談会となりました。
学校からは、学習の成績や生活の様子、友達関係、夏休みを迎えるにあたっての注意点などをお伝えし、お家の方からは、家での様子や携帯電話・スマートフォンの使い方、家庭学習、夏休みの過ごし方など、たくさんの話題があがり、中身の濃い充実した懇談会となりました。 今回の懇談会で課題となったことは、今後の指導の中で子ども達に働きかけていき、子ども達の良さを伸ばしていきたいと思います。 海や川での事故を防ぐためにこれは、中学生以下の子ども達の水難事故(平成27年の全国での統計;警察庁生活安全局地域課まとめによる資料より)に関する数字です。179が水難事故発生件数、230が水難事故に巻き込まれた子ども達の数、53が水難事故により死亡した子どもの数を表しています。毎年、多くの水難事故が発生し、尊い子ども達の命が失われていることがわかります。日本全国、どこの学校でも、水泳の学習を行っています。そこで、ある程度の泳力を身に付けているはずですが、これだけ多くの子ども達が大切な命を失っているのです。これは、いつも足が届く、流れのないプールとは違い、川や海など、足の届かないところで、予期しないことが、予期しない時に起こることが要因として考えられます。たとえば、服を着ている時に岸から足を滑らせて川や海に落ちてしまうなど。 そこで今日、4〜6年生を対象に『着衣泳』を行いました。『着衣泳』では、衣服を着たまま水の中に入ったり泳いだりしたらどうなるのかということと、水に落ちたら「浮く」ことがとても大切になってくるので、身の周りの物を使って浮く体験をしました。子ども達からは、「服を着たままだととても重い。」という感想があがっていました。ペットボトルを使って浮く体験では、ペットボトルを抱きかかえ、仰向けけに上手に浮くことができていました。 夏はこれからが本番です。休日や夏休みに海や川に出かけることが増えると思います。子ども達が安全に過ごせるように、また、万が一水難事故に巻き込まれても、今日の学習を生かして落ち着いて「浮く」などの対処ができればなと思います。 漢字検定・計算検定、がんばりましたさて、子ども達が日々の学習で取り組んだことが、どれだけ身についたか、そして、どのようなところに課題があるのかを把握するために、今日、全校一斉に漢字検定・計算検定が行われました。 検定の問題は、主に宿題で取り組んだドリルから出されていて、基本的なことが網羅されています。100点満点を取った子ども達は、給食の時間等を利用して校内テレビ放送で名前を紹介します。また、学年の基準に達した子ども達には、『合格証』や『がんばり賞』等を渡してこれまでのがんばりを認め、今後の励みになるようにしています。多くの子ども達をテレビ放送で紹介し、たくさん賞状が渡せることを願っています。 ただ、子ども達にはそれぞれ個性があり、能力差があります。がんばっても、なかなか結果に結びつかない子ども達もいます。学校では、そういう子ども達のがんばりにも目を向け、励まし続けていきたいと思います。 |
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