海や川での事故を防ぐためにこれは、中学生以下の子ども達の水難事故(平成27年の全国での統計;警察庁生活安全局地域課まとめによる資料より)に関する数字です。179が水難事故発生件数、230が水難事故に巻き込まれた子ども達の数、53が水難事故により死亡した子どもの数を表しています。毎年、多くの水難事故が発生し、尊い子ども達の命が失われていることがわかります。日本全国、どこの学校でも、水泳の学習を行っています。そこで、ある程度の泳力を身に付けているはずですが、これだけ多くの子ども達が大切な命を失っているのです。これは、いつも足が届く、流れのないプールとは違い、川や海など、足の届かないところで、予期しないことが、予期しない時に起こることが要因として考えられます。たとえば、服を着ている時に岸から足を滑らせて川や海に落ちてしまうなど。 そこで今日、4〜6年生を対象に『着衣泳』を行いました。『着衣泳』では、衣服を着たまま水の中に入ったり泳いだりしたらどうなるのかということと、水に落ちたら「浮く」ことがとても大切になってくるので、身の周りの物を使って浮く体験をしました。子ども達からは、「服を着たままだととても重い。」という感想があがっていました。ペットボトルを使って浮く体験では、ペットボトルを抱きかかえ、仰向けけに上手に浮くことができていました。 夏はこれからが本番です。休日や夏休みに海や川に出かけることが増えると思います。子ども達が安全に過ごせるように、また、万が一水難事故に巻き込まれても、今日の学習を生かして落ち着いて「浮く」などの対処ができればなと思います。 漢字検定・計算検定、がんばりましたさて、子ども達が日々の学習で取り組んだことが、どれだけ身についたか、そして、どのようなところに課題があるのかを把握するために、今日、全校一斉に漢字検定・計算検定が行われました。 検定の問題は、主に宿題で取り組んだドリルから出されていて、基本的なことが網羅されています。100点満点を取った子ども達は、給食の時間等を利用して校内テレビ放送で名前を紹介します。また、学年の基準に達した子ども達には、『合格証』や『がんばり賞』等を渡してこれまでのがんばりを認め、今後の励みになるようにしています。多くの子ども達をテレビ放送で紹介し、たくさん賞状が渡せることを願っています。 ただ、子ども達にはそれぞれ個性があり、能力差があります。がんばっても、なかなか結果に結びつかない子ども達もいます。学校では、そういう子ども達のがんばりにも目を向け、励まし続けていきたいと思います。 はぐくみネットが開催されました
21日(火)、午後6時30分から『矢田東小学校区教育協議会総会〜はぐくみネット〜』が開かれました。
まず、委員長様があいさつを述べられました。その中で、登下校時の子ども達の様子について話されました。「以前は一人で歩いている子が多かったけど、最近は違う学年の子も含めて4〜6人ぐらいのグループで和気あいあいと和やかな雰囲気で登校している姿をよく目にします。また、道に座ってお菓子を食べている姿も最近は見なくなりました。家庭教育や学校教育のたまものだなあと感心しています。今後も、保護者・地域・学校のつながりを大切にしていきましょう。」とあいさつされました。ただ、改善すべきところもご指摘いただいたので、今後の課題として取り組んでいきたいと思います。 続いて、本校校長より、子ども達の実態や学力向上に向けての取り組みを説明させていただきました。それに対して、出席者の方からは貴重なご意見や励ましの言葉をいただきました。 最後に、子ども達のためになるより良い取り組等を含めた情報交換を行い、総会を終えました。 総会には、社会福祉協議会、連合町会、保護司会、民生委員、子ども会、青少年福祉委員、児童委員、PTA・・・、各方面からいろいろな方が出席され、熱心に話し合いが行われました。その様子を見て、矢田東の子ども達は、地域、PTA等、多くの方々に見守り、支えていただいているんだなと、改めて感謝の気持ちを強く持ちました。 東小フェスティバルの様子ですなかよし班で回る時は、リーダーを中心に仲良く回っていました。 どのお店もにぎわっていました。 いらっしゃいませ!ようこそ、東小フェスティバルへこの『東小フェスティバル』に向けて、まず代表委員会でめあてなどが話し合われました。今年のめあては、「みんながえがおで思い出にのこる東小フェスティバル」です。そのめあてを達成するために、2年生以上の各学級でどんなお店をするか決めました。「かんつり」「風船バレー」「迷路」など、それぞれの学級から出されたお店を代表委員会で調整し、お店が決まりました。そこから、急ピッチにお店作りが始まり、役割分担を決めました。 そして、今日を迎えました。お家の人や地域の方がたくさん来られ、お店番の子ども達の中には緊張気味の子もいましたが、それははじめだけ。時間とともに慣れてきて、みんなで協力し合ってお客さんをもてなしていました。なかよし班で回る時は、6年生のリーダーが他の学年の子ども達をよくまとめ、それぞれのクラスが工夫して作ったお店を楽しく体験していました。 『東小フェスティバル』の活動を通して、子ども達は自分達でお店を考え、作り、もてなすという自主性や、友達と協力して物事を作り上げるという協調性を育み、『東小フェスティバル』を成功させることができたという達成感を感じることができたと思います。また、なかよし班でお店をいっしょに回り、異学年交流をすることで、思いやりの心を伸ばすこともできたと思います。 今日の『東小フェスティバル』では、校舎のあちらこちらから歓声が聞こえ、笑顔をたくさん見ることができた素晴らしいフェスティバルになりました。 お越しくださったお家の方・地域の方々、ありがとうございました。 |
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