いつの間にかミニトマトが…。2組さんは昨日、1組さんは今日、観察日記を書くためにじっくりと大きく伸びたミニトマトの苗を観察しました。すると、黄色い花だけではなく、緑色をした小さなミニトマトが数個、実っている苗がありました。「先生、できてる!」と喜ぶ子ども達。観察日記を見ると、「トマトのにおいがする。」「葉っぱがちくちくする。」「トマトの表面はつるつるしている。」「茎が長くなった。」など、観察したことを詳しく書けている子がたくさんいました。また、「早く大きくなってほしい。」「おいしいトマトに育ってほしい。」「いっぱいトマトが実ってほしい。」など、子どもらしい願いも書いていました。その願いはきっとトマトにも通じて、収穫の頃には、おいしいトマトがたくさん育っていることと思います。 さて、子ども達の苗を見ますと、ミニトマトが2つできているものもあれば、4つできているものもあります。でも、全然できていないものもありました。自分の苗にミニトマトができていない子にすれば、なぜ自分のはできないのかな?できている友達はいいな。と思ったことでしょう。ミニトマトができている子にすれば、自分のはできていてよかった、と思ったことでしょう。 ただ、担任としては、ここで終わってほしくないと思っています。できなくて残念に思っている友達を気遣う優しい心をもってほしい。同じ時期に同じように育てているのに、できるものもあれば、できないものもある。同じものでも、それぞれ違う。友達も同じだな。みんな一人一人違う。だから、友達との違いを認めることが大切なんだという気持ちをもってほしい。できないからといってあきらめるのではなく、最後までやり抜く態度を身に付けてほしい。生き物を大切にする心を伸ばしてほしい。いろいろな思いや願いを持って、これからも子ども達とともに、ミニトマトを育てていこうと思います。 |
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