ふくは何色?
今日の土曜授業で、2年生は『ふくは何色?』をしました。自分に与えられたカードの指令を友達に言葉で正しく伝え、キャラクターに色を塗って完成させるという学習です。
友達に上手に情報を伝え、伝えられた友達がその通り色を塗ることができるグループもあれば、なかなか上手に伝えることができず、もめてしまうグループもありました。学習のまとめで、「なぜ友達に上手に指令を伝えることができなかったのかな?」「どのようにしたら上手に伝えることができるのかな?」「きちんと伝わった時は、どんな気持ちだったかな?」と振り返って、学習を終えました。 このような学習の実践を通して、自分の思いを友達に正しく伝えることができるようになったり、自分に自信がもつことができるようになったりすることを目指しています。また、友達間の意思疎通の成立から、互いを認め合うことで、尊重し合う心が育っていくことと思います。 さて、今日はとてもとても暑い日になりました。休み時間に元気に外で遊んだ子ども達。2時間目の学習開始のチャイムとともに教室に戻ってきた子ども達を見ると、汗がびっしょり。でも、がんばって学習のめあてを守って取り組んでいました。4月下旬に2年生最初の参観がありましたが、その時と比べ、たくましく成長したように感じました。 代表委員会のおにいさんがやってきた給食の時間、6月に行われる東小フェスティバルについて、代表委員会の人が教室に来て、前日の代表委員会で話し合われたことを報告してくれました。 「なぜ、代表委員会の人が来るの?」素朴な疑問です。1〜3年生は、代表委員会に参加していません。でも、代表委員会は、全校に関することを話し合います。では、1〜3年生の考えや思いはどうするの? そこで、代表委員会に行っている上の学年の人が、今回のように2年生のところに来て代表委員会の報告をしたり、2年生で話し合われたことを代表委員会で報告したりしてくれています。つまり、代表委員会の人がパイプ役となって、2年生の願いも全校での取り組みの中で生かそうとしてくれているんですね。 今学習していることが役立ちますさて、2年生の算数についてお話します。 先日まで、たし算の筆算について学習していました。1年生では1ケタ+1ケタでしたが、2年生では2ケタ+1ケタ、2ケタ+2ケタ(繰り上がりなし・繰り上がりあり)を学習しました。これは、3年生で学習するかけ算の筆算をする時に、絶対に必要となる計算です。 最近は、ひき算の筆算について学習しています。1年生では1ケタ−1ケタ、2ケタ−1ケタを学習しましたが、2年生は2ケタ−2ケタ(繰り下がりなし・繰り下がりあり)まで学習します。この計算方法をマスターしていないと、3年生で学習するわり算の筆算はできません。 このように、今学習していることは、これから先に学習することと深く関わりつながっているのです。 このことは、算数だけに言えることではありません。どの教科にも、そして、体力や豊かな心を育む時にも言えることです。今取り組まなくてはいけないことを大切に!それが将来自分の力になります。 真っ赤なトマトができますように!先生の説明を聞き、早速鉢の半分くらいまで土を入れ、ふわふわの苗のベッドを用意。それから、元気に育っておいしいトマトを実らせてねと願いを込めて、優しく苗をポンと置きました。そのあと、また土を入れ、支柱を立てて出来上がり。真っ赤なトマトができるように、これからのお世話が大変ですががんばって育てていこうとクラスで話し合いました。 子ども達は、水やりなどの日々のお世話や定期的な観察を通して命の大切さを感じ、優しい心を育んでいってくれることだと思います。 1学期の終わりごろ、子ども達の思いの詰まった真っ赤なトマトがたくさん実っていることでしょう。 「ここが、○○する教室です。」1年生は、学校に通い始めて1カ月と少し。ずいぶん慣れてきたとは言え、自分の教室以外は、学校のどこにどんな教室があるのかほとんどわかりません。そこで、一年先輩の2年生が、校内のいろいろなところを案内しました。 「ここは、○○室です。△△するための教室で、◇◇や□□などがあります。」と、一つ一つの教室を、わかりやすい言葉で説明していました。また、移動する時は、1年生の手を取り、歩く速さも工夫して優しくエスコートしていました。 学校案内をするために、2年生は、事前にそれぞれの場所を担当の先生にインタビューして調べました。また、そのことを教室でまとめ、1年生にわかってもらえるように、説明する練習を何度も重ねました。その成果を、今日の学校案内で発揮することができました。こういう積み重ねが、子ども達を一歩ずつ成長させるんですね。 |
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