2月の花新1年生入学説明会今週の月曜講話
今週の月曜講話はK先生のお話です。
「今日はとても寒いですね。 まだまだ季節は冬です。でも、昨日2月4日の暦を調べてみると、「りっしゅん」なんです。 (「立春」と書かれた紙を提示して)漢字をよく見てください。春になった、これから春らしくなりますよという意味なんですね。 さて、一昨日の2月3日、みなさんは何をしましたか? 豆まきをした人?そうです。豆まきの日です。「せつぶん」です。 (「節分」と書かれた紙を提示して)漢字で書くとこうなります。「節」は季節の節です。「分」は分かれ目と言う意味です。二つ合わせて「季節を分ける日」という意味になります。 このことからも昨日、一昨日が季節の分かれ目、冬と春の分かれ目だったということがわかりますね。 これからどんどん春に向かっていきます。寒いのももうしばらくのがまんです。 春が来るとみなさんは1学年進級します。しっかりまとめの学習をしましょう。 1月の花3S先生の月曜講話
ノミという虫を知っていますか。ゴマつぶ位の小さな虫ですが、すごいジャンプ力をもっていて、なんと人の背丈くらいまで跳べる力を持っています。
こんなノミにある実験をした人がいます。それは、ノミを小さいビンに入れてふたをするという実験です。 ビンの中に入れられたノミはジャンプしますが、何度跳んでもふたにぶつかって、高く跳べません。ノミはそのうち思いっきり跳ぶことをやめ、ふたにぶつからないように小さくジャンプするようになるそうです。 さて、そこでビンのふたを外すとどうなるでしょうか。なんとこのノミは、ふたがないのに、自分はもう高く跳べることを忘れてしまったかのように、小さくジャンプすることしかできなくなるのだそうです。 これは虫の話ですが、みなさんにもそういうことはありませんか?みなさんは本当はいろいろな力をもっているのに、「無理。できない。」と、自分の心に自分でふたをしてしまうことはありませんか。やってみてもいないのに、やる前からあきらめてしまうことはありませんか。 この実験には続きがあります。この跳べなくなったノミにあることをすると、再び元通りに跳べるようになるのです。どうするかというと、高く跳べるノミを、ビンの中に一緒に入れてあげるのだそうです。跳べなくなったノミは、この高く跳ぶノミの姿を見て「ボクも高く跳べるんだ。」と思い出したかのように、つられて元通りに跳べるようになるそうです。 先日、先生の学級でこれと似たような出来事がありました。50m走の記録をとったのですが、2回目の計測の時、速い人と一緒に走ることでタイムがぐっと伸びた人がいたのです。また、先週は「なわとび週間」でしたが、はじめは「面倒。寒い。」などと言っていた人も友達と一緒に走ることで、ものすごくがんばれた人がたくさんいました。 今の学年もあと2か月ですが、みんなはいつでも成長できます。それに学校は、一緒に頑張れる仲間がいます。ぜひ、心のふたをいつも開けて、いろんなことにチャレンジしましょう。 |