今週の校長講話
ピョンチャンオリンピックも昨日おわりました。今週の金曜日からピョンチャンパラリンオリンピックがはじまります。
みなさんはどの種目が印象に残りましたか?先生はパシュートという3人が一組になって滑るスケート競技がおもしろかったです。一番前の人が風除けになってくれるので後ろの人は一人で滑るより速く滑れるそうです。 アイススケートの歴史は意外と古く、人類が歴史を持つころから始まったそうです。最初は動物の骨をつかったスケート靴でした。つぎに木をつかったスケート靴がつくられました。 今から700年ほど前、その木でできたスケート靴をはいて倒れている女性の絵が今も残っています。女性の名前はリドビナです。リドビナがスケートをしたのはこの時が最初で最後だったんです。かわいそうなことにリドビナはこの骨折をきっかけに色んな病気になってしまい、とうとう死ぬまで寝たきりになってしまいました。でも、どんなに苦しい時も神様を信じ、神様を大切に思う心をもちつづけたので、とうとう病人を守る聖女としてひとびとから崇められるようになりました。また、スケートの怪我がきっかけだったので「スケートの神様」とも言われているそうです。 リビドナはオランダ人だったそうですが、スピードスケートの世界でオランダがとても強いのは、自分たちの国にこんなスケートの神様がついていてくれたからでしょうか。 でも、みなさんは怪我をして神様になってはいけませんよ。 怪我をわざとする人はいません。ほとんどが不注意によるものです。校長先生もこどものころから怪我のデパートと言われていましたからえらそうなことは言えませんが、みなさんがけがをするとおうちの人、お父さんお母さんがとても悲しみます。決められたルールを守ることとちょっとした想像力を働かすことでけがをすることが減ります。まず、教室や廊下階段では走らないこと。これをしっかり守ってください。 リドビナの絵のコピーを校長室の前に貼っておきます。後で見てください。 2月の花3O先生の月曜講話
「みなさんは将来どんなことをしたいかという夢を持っていますか?先生の小学校の時の夢は「おまわりさん」になることでした。でも、今は先生になっています。
中学校にはいってラグビーを始めると、将来の夢がラグビー選手になることに変わりました。そして、高校生になって、将来どうしようかなともう一度考えたときに、(子どもたちの笑顔を見たい、子どもたちに勉強を教えたい)と考え、学校の先生をめざすことにしました。 みなさんにも夢があると思います。大人になるまでずっとずっとその夢を追いかけて叶えることは素晴らしいことですが、先生みたいに途中でなりたいことが変わってもいいかなと思います。 みなさんは、これからどこで誰と出会ってどういうふうに気持ちが変わるかわかりません。それはだれにもわかりません。もしかすると先生もこれから違う夢を追いかけるかもしれません。みなさんにもずっとずっと何かに向かって頑張ってほしいと思います。 これからみんなの人生はとても長いです。誰と出会ってどんなふうになるかを考えるとわくわくしてきませんか?みなさんは無限大の可能性を秘めていますのでこれからどんどん大きく成長して何か一つ夢をもって追い続けてほしいと思います。」 今週の月曜講話はO先生の将来の夢についてのお話です。2月の花2 |