3学期始業式昨日からの雨も上がり、みんな清々しい顔で登校していました。 3年生以上は、明日から早速、学力経年調査が始まります。 3学期始業式 校長先生のお話し
校長先生のお話です。
「あけましておめでとうございます。 ひさしぶりです。みなさん、けがや病気はなかったですか? さて、休みの間、時間があったので録画していたテレビ番組をたくさん見ました。 番組によっては結構勉強になることがありました。今日はその中でふたつみんなに紹介しようと思います。 NHKで「奇跡のレッスン」といって、スポーツなどの一流の指導者が中学生や高校生、若い人たちに特別コーチする番組があります。今回は、前のラグビーオールジャッパン監督エディさんが片言の日本語を使って東京の高校のラグビー部をコーチしていました。 エディさんは相手が選手のいいところも見逃さずどんどん褒めていきますが、悪いところをズバッズバッと指摘します。選手たちにはもっと仲間同士声をかけあうように教えるんです。「声を出せば元気がでてくる。声は心のエナジーエネルギーだ。」と教えていました。 日本では、昔からおしゃべりはあまり好まれないものでした。みんなも家や学校で「静かにしなさい」と叱られても、もっとしゃべりなさいとは言われないでしょう。「声は心のエナジーだ。」いい言葉だと思いませんか。みんなも元気のない仲間友だちにはエネルギーを与えられるようどんどん声を掛けていきましょう。 もうひとつは、プロ野球阪神タイガース2軍監督を務め終えた掛布さんの番組です。 掛布さんは、現役時代、阪神タイガースの4番打者でスター選手でしたが、才能だけで野球をやってたわけではないのです。番組の中で、掛布さんは確かこんなふうに言ってました。「プロ野球には野球のうまい人がいっぱいいる。でも、地味で苦しい練習を毎日続けられる人は少ない。それができる人が本当に活躍できる選手だ。」と。 掛布さんも自分に厳しい練習を課してやっと一流になったのです。そして、2軍の監督となり、つらい練習を、努力を続けることの大切さを若い選手に伝えていました。 今日話したことは、小学生のみなさんにもわかってもらいたいいいお話だと思います。3学期も勉強、運動に全力で取り組みましょう。」 12月の花3今週の月曜講話今週の月曜講話
今週の月曜講話はS先生のお話です。
「今週の金曜日12月22日が何の日か知っていますか?(終業式!)残念、終業式は来週の月曜日25日です。22日は冬至です。 冬至というのは、一年で一番、太陽が低いところを通ります。一年で一番昼が短くて、夜が長い一日になります。この日を境にまた太陽が出ている時間が長くなっていきます。外国ではお祭りお祝いをすることもあるそうです。でも日本では、太陽のエネルギーが一番弱いので悪いことが起こるのではないかと考えることが多かったそうです。そこで昔の人はそのいやなことを防ぐために、色々な風習をおこなっていました。 12月22日冬至の日に食べるとよいものを知っていますか。それはかぼちゃです。かぼちゃは夏にとれる野菜ですが、冷蔵庫のない時代でも長持ちします。そして、ベータカロチンという風邪予防にとってもいい成分が入っています。あと、これが入ったお風呂がいいよというのがあります。ゆずです。ゆずを湯船に浮かべて入るととても体にいいそうです。ゆずのかおりは悪い気配を追い払い、身を清めるといった意味もあったそうです。ゆずを食べるのは酸っぱすぎて無理でも、ゆずの成分にはビタミンCがたっぷりあって、それも風邪予防になるそうです。 昔の人は科学的にはわからなくても自分たちの経験でいろんな方法で元気に冬を過ごす知恵を身に付けていたんですね。みなさんはどんなことをすれば風邪予防になるかわかりますか。しっかり手を洗う、しっかり休養をとる。2学期もあとわずかです。風邪をひかないよう、むかしの人に負けないように過ごしてほしいです。そして元気に冬休みを迎えてほしいです。」 |