12月の花2今週の校長講話
先週、校長先生は城東警察署に行ってきました。
城東警察署の5階には剣道や柔道をする立派な武道場があるのを知っていますか。そこでたくさんの小学生が剣道を習っています。聖賢小学校の友だちもたくさんいます。校長先生もその道場に行っていっしょに剣道の稽古をしてきたんです。 皆さんの中には、スポーツをしている子がたくさんいますね。 学校の運動場ではサッカークラブ、野球クラブ、体育館ではドッジボールにバスケットボールなど。学校以外にも水泳、体操、空手、アメリカンフットボールなどたくさんのスポーツクラブに入っていますね。 ひとつのスポーツに打ち込んで体つくりをすることはとてもいいことです。 学校でも、休み時間やお昼休みにはドッジボールやなわとび、鬼ごっこ、鉄棒など体を動かす「運動遊び」をしている人が大勢います。 ここでみなさんにちょっと考えてもらいます。スポーツと休み時間にする運動遊びとはどこがちがうでしょうか。 その答えの一つは、スポーツは大人のコーチや監督のもとで決められた運動をするのに対して、運動遊びはコーチや監督がいないところだと思います。スポーツは決められたルールがありますが、遊びは自分たちでルールや約束を決めて運動するところも違います。 ここが運動遊びの一番いいところです。遊んでいて困ったときはみんなで話し合って解決します。約束やルールを決めなおしたり、時には教えあったりすることもあると思います。 外で遊ぶことは身体を丈夫にするのはもちろん、仲間づくりにも大いに役立ちます。だから、みんなには運動あそびをいっぱいしてほしいのです。 このごろ、急に寒くなりました。朝、登校しても教室の中で過ごしている人がいます。とても、残念です。 校長先生は、風邪ひきなど体の調子が悪くない限り、朝会や集会がない日の朝も、運動場にでて、運動遊びをしてほしいです。朝ご飯を食べ、しっかり運動すると頭が冴えて勉強がどんどん進むはずです。 明日の朝から、運動場が満員になるようにしてほしいです。 12月の花今週の月曜講話今週の月曜講話
今週の月曜講話は、Y先生に人権週間にちなんだお話をしていただきました。
「この漢字なんて読むかわかりますか?『じんけん』と読みます。今日12月4日から10日までは人権週間です。 今日は人権についてのお話をします。 人権っていったいなんでしょう?むずかしいことばですね。 人権と言うのは、世界中のだれもが生まれたときから持っている人間らしく自分らしく生きる権利のことをいいます。これでもまだむずかしいので、もうすこしわかりやすくお話しします。 みんな一人ひとり顔が違いますよね。好きなものや得意なことも違います。そして、目には見えませんが考え方や感じ方も人それぞれ違います。何もかも同じ人なんてこの世に一人もいません。みんな違っています。そのちがっていることを知り、お互いの違っているところを大切にしていくこと、それが人権の第一歩です。 お互いの違いを大切にしていくことで、みんなの良さを見つけることができます。 今日のお話のことを歌にして歌っている人がいます。自分らしさを大切にしてほしいなぁという歌があるんですけど、皆さん知っているかな?ちょっと歌ってみますね。 『そうさ ぼくらは世界にひとつだけの花 ひとりひとりちがう種をもつ その花を咲かせることだけに いっしょうけんめいになればいい』 この歌に歌われているように、一人ひとり違う種をもっています。違っていていいんです。みんなそれぞれ自分だけの花を咲かせましょう。一緒にする必要はありません。一生懸命、自分の花を咲かせてほしいなぁと思います。」 |