「世界の子どもたち」 〜ユニセフ募金の取り組み〜卒業直前の6年生恒例の取り組み 低学年のころから、毎年、先輩たちの行動を見てきて 最後に当事者になります 今回は、子どもたちが選んだ画像をパワーポイントで映し出しながら、自分たちの調べたことを発表しました 世界中に5歳までに命を落とす子どもが630万人もいる その主な原因は 肺炎 下痢 マラリア いま私たちができること 100円でできること 水をきれいにする薬86錠 病気を防ぐワクチン7回 ビタミン剤100錠 200円で 毛布1枚 自分のおこづかいから少しでも協力したい と 全校朝会で呼びかけました 住友化学が開発した マラリアを予防するための 殺虫剤を塗りこんだ蚊帳 を みんなに示しました そこに至るまでに カカオ農園で働く子どもの映像 (自分たちが採って集めているカカオ豆がチョコレートになることを知らない) を見てみんなで考えたり 資源と技術と資本のあるなしで世界の不平等不均衡を体験する「貿易ゲーム」に取り組んだり 日本の給食の歴史を調べたりしてきました (戦後すぐにユニセフからパンと脱脂粉乳を贈られて学校給食が始まった) 私がこの子たちと出会ったのは 入学式で1年生を迎える2年生の春 教室は職員室のそばで いつもちょこまか動き回っていたかわいらしい子たちだった そして今 ぐんぐんと大きくなって 世界を語ることができるようになった 旅立ちの日まであと少し 頼もしく見守り 温かく見送り、見届けたい (教頭発) |