わたしたちの「生きる」
詩人の谷川俊太郎さんの作品「生きる」をもとにして、
敷津小学校の6年生18名が わたしたちの「生きる」 という詩をつくりました。 自分たちで考えた詩の中から、大切だと思う2行ずつを出し合い、 みんなで黒板に貼り、つながりのある内容をまとめ、 ふさわしいと思う順序に入れかえて、 クラス全員でひとつの詩をつくりあげました。 みなさんは「生きる」とは、どういうことだと思いますか。 6年生の詩をごらんください。 * * * わたしたちの「生きる」 6年い組一同 生きているということ いま生きているということ 人は必ず笑うということ 人はいつも息をしているということ ねむること つまずいてこけること 友だちといっしょに遊ぶこと 友だちと話しているということ 努力をすること 野球をすること 投げるということ よく くしゃみをすること 足は大地をふみしめて 目的の場所へと歩くことができるということ 生きているということ いま生きているということ それは学校があるということ それは学校に行くということ 字が読めて 字が書けるということ 学校の授業があるということ いま運動場で遊んでいるということ 生きているということ いま生きているということ それは家に帰るということ それは家族とすごすということ それは友だちや家族がいること 家族といてうれしくなるということ 家族とごはんを食べるということ 家族と遊びに行くということ 生きているということ いま生きているということ それは自然をはだで感じるということ 生き物に感謝し「いただきます」と言うこと いま太陽が笑っているということ 寒さと暖かさを感じていること 空を見上げること 生きているということ いま生きているということ 一人だとさみしいということ ぼくたちが世界を作っているという気持ち 生まれてきて 与えてもらった全てをいかし 未来へと進むということ 生きているということ いま生きているということ 赤んぼうが生まれるということ 時を忘れるほど楽しむということ としをとって老いること 自由ということ 人は必ずとしをとること いま時間がたっていること 生きるということ 記入者 6年担任 田邊浩世 |
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