心の“ ゆとり ” (校長室だより 2.19)そこで、今回も車内の出来事についてです。 昨日の帰りにある駅に着くと、杖をついた中年の男性が乗ってこられました。すかさず、前に座っていた女性が席を譲ろうとすると、男性は「次で降りますので結構です。ありがとうございます。」と遠慮されました。私には「まだまだ自分でしっかり立てます。」というプライドが感じ取れましたし、相手を気遣うやさしさも感じられました。嫌味などがまったくない、清々しい光景でした。 「お二人とも心に“ ゆとり ”がある方なんだな。」と思いました。ただし,“ ゆとり ”は勝手には生まれにくいと思います。自分で創りだす必要があるのではないでしょうか。近頃は、電車内であまり清々しい光景を目にすることがなかったので、気分よく家まで帰ることができました。 |
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