伸びゆく子 (校長室だより 12.10)![]() ![]() 私も11月末に大学の研究室仲間の同期会がありました。学生時代に一緒に過ごしたのは4年間、卒業後は35年ほど経っています。それなのに、話をするとすぐ当時にタイムスリップできました。同窓生や同期生には、不思議な力があるようです。 常盤小学校でも毎年6月の第一日曜日に「あじさいの花咲くころに会いましょう!」を合言葉に同窓会が開かれ、新中学1年生が入会します。きっと彼らも、先日の男性や私の年齢になると同窓生・同期生に特別な懐かしさを感じるのでしょうね。 ほめて、伸ばす (校長室だより 12.05)![]() ![]() 定年が見えてきた私ですら、ほめていただいたり認めていただいたりすると喜ぶのですから、子どもたちならなおさらです。「ほめて、伸ばす。」という言葉を聞いたことがあると思います。普段、つい子どもの悪い面ばかりが気になり、叱ってしまいそうなとき、この言葉を思い出し、実行してみてください。子どもの話を聞いた後に、「よかったね。」、「がんばったね。」から話を始めてみるのもよいでしょう。きっと、子どもたちは目を輝かせ、もっともっとほめてもらおうと、色々なことに頑張ってくれることでしょう。 「ほめて、伸ばす。」 まだの方は、ぜひチャレンジしてみてください。 ごめんなさい (校長室だより 12.02)![]() ![]() 私は、叱るときは真剣な表情で叱ります。 また、その理由もしっかりと説明します。そして、「短く叱る」を心がけています。 その子は、目にうっすら涙をうかべながら私の注意を聞き、「もう、いいよ。」と言うと、校舎の中に急ぎ足で去っていきました。 叱った後、「あの指導でよかったのか?」と自問自答することが、しばしばあります。また、その後も行動に変化がないかを見守るよう心がけています。 2時間目にクラスの授業を見に行くと、その子は元気に授業を受け発表もしていました。少しホッとしました。 そして昼休み。他の児童と話していると、その子が私のそばに来て「朝は、ごめんなさい!」とすっきりとした表情で話しかけてきました。彼の中で、私が叱った内容が理解できたようです。これで一安心です。 みまもりたい! (校長室だより 11.27)![]() ![]() また、子どもたちが通ると一人一人に大きな声で「あはようございます!」とあいさつもしてくださいます。もちろん、みなさん全くのボランティアです。 そんな見守り隊の方々が一番うれしいことは、子どもたちからも元気な声で「おはようございます。」とあいさつを返してくれることだそうです。でも残念ながら、すべての子どもが、あいさつできる現状ではありません。 学校では、「自分からあいさつできる子ども」をめざして指導しています。みなさんのご家庭ではできていますか?家族間でも、あいさつをすると気持ちよい一日を過ごせます。子どもがまだできないのなら、おとなから始めてはいかがでしょうか。 そして、見守り隊の方を街で見かけたら、おとなからも「いつも、ありがとうございます。」とお声かけいただけるとありがたいです。 ぶらり 途中下車の旅 (校長室だより 11.20)![]() ![]() 先日、車を整備するために工場に持っていくと4〜5時間かかるとのこと。そこで、妻と二人で近くの駅から、あてのない小旅行に行くことにしました。路線図をたよりに駅名だけで降りる駅を決める、正に「ぶらり 途中下車の旅」です。 初めに降りた駅で、駅員さんに近くの様子を聞くと、我々が興味を引く内容ではなかったので、次の候補駅へ。ここには、ありました。美術館です。兵庫県には、美術館や博物館がたくさんあります。 改札口を出て歩くと、見知らぬ街の景色は新鮮で、陽光や風がいつもより心地よく感じられます。10分ほど歩くと近代的な建築の美術館に着き、ゆったりと鑑賞することができました。近くにある小さな美術館・博物館にも立ち寄り、パンが食べ放題のパン屋さん兼レストランで遅い昼食を食べて帰路に着きました。 大阪にも中之島界隈をはじめ、美術館や博物館が数多くあります。よく見ると街角には、史跡や碑も少なくありません。また、地下鉄・市バスが乗り放題の「エンジョイエコカード」(子ども300円、土日祝は大人600円)があります。週末からの3連休は、天気がよく暖かそうです。ご家族で「ぶらり」してみては、いかがですか。 |
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