4年生 水道出前授業「きれいな水をつくってみよう」4年生は社会で、私たちが快適に暮らすために欠かすことのできない、上下水道の仕組みについて学習しました。社会見学で柴島浄水場の見学を予定していましたが、新型コロナウイルスのために学校外での活動がききません。そこで今年度も、柴島浄水場から講師の先生をお招きし、水についての出前授業をしていただきました。 まずは、「じょう水 ジョー」というカッコいい主人公が活躍するビデオで、浄水場で水をきれいにする仕組みや、災害時に水を守る働きについて学習しました。ビデオの次は、実際に水をきれにする体験学習です。グループに分かれて、用具が準備されたテーブルを囲みます。講師の方が一人ずつの役割を決め、わかりやすく実験の手順を教えてくださいます。子ども達は順番にペットボトルを組んで、中に砂を入れ、お手製の濾過装置を作りました。濾過装置ができあがると、いよいよ上から濁った水を注ぎ入れます。0.5mmの細かい砂の中を通り抜けてホースから透明な水が出てくると、子ども達は「うわぁ、すごーい」と驚いていました。 見た目がきれいになるだけでなく、さらに浄水場では活性炭で匂いや汚れをとったり、殺菌をしたりして、みんなの家庭に安全な水を届けます。子ども達は浄水場の役割の大切さを学ぶことができました。 4年生 総合「環境問題リーフレットをつくろう」4年生の教室では、子ども達が学習者用一人一台端末(ノートパソコン)を使って、調べ学習をしていました。テーマは「環境問題」です。 子ども達の手元を見てみると、ノートパソコンの横に三つ折りにした画用紙があり、調べたことをそこに書き記しています。「何について調べたの?」と子ども達に尋ねると、地球温暖化や森林破壊、そして海を汚すプラスチックごみなど、ニュースや新聞で取り上げられているような問題を選んでいました。 子ども達が作ったリーフレットには、環境が悪くなって怒っている動物や、ごみが浮かんでいる海で困っている魚たち、氷がとけて泣いているホッキョクグマなどのイラストも描かれています。環境が悪くなって困るのは人間だけではなく、地球に住む生き物全部なんだということを、子ども隊は学習を通して感じたようです。 |
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