4年生 道徳科研究授業「親切ってなんのためにするの?」(2)周りの人から褒められた時のマナブの心情円盤は、やる気満々で全て赤色です。ところが人がいなくなって誰からも褒められなくなると、「なんでこんなことしてるんやろ。」と後悔し始めて、円盤の色はほぼ青色に変わりました。 お話の最後では困っているマナブを、友達のダイスケヒデトシが助けてくれます。3人で力を合わせて電動車いすを押しているとき、マナブの心情円盤は再び赤一色に変わりました。 「誰かに見られているときの赤色と、3人で押しているときの赤色は、同じかな?」と担任の先生が尋ねると、子ども達はグループで意見を出し合い考えを深めました。 「親切は人を助けるためにするものだと思う。」 「相手のことを思ってする親切は、車いすに乗っている人もいい気持ちになる。」 「困っている人を助けよう、という気持ちから出てくるのが親切。」 子ども達はマナブの2つの赤い円盤の違いについて感じ取り、親切や思いやりについて考えることができました。、 4年生 道徳科研究授業「親切ってなんのためにするの?」(1)本校は今年度の研究テーマを、『自他を大切にする子どもの育成 -主体的・対話的で深い学びをめざした道徳科の授業づくり-』と設定し、研究授業と研修に取り組んでいきます。今日は4年生で第1回目の研究授業を行いました。 教材の『ええことするのは、ええもんや!』は、主人公のマナブが電動車いすが壊れて困っているおじさんを助けるお話です。最初マナブは、友達や道で出会って人にほめられ、自分は立派だと満足していました。しかしその後、誰にもほめられなくなると、「やめておけばよかった。」と後悔し始めます。しかし、自分がしんどいときに友達が助けてくれたことで、マナブは困っているときに助けられるとうれしいことに気付きます。 主人公の心の葛藤や変化から親切の質が変わったことに気付き、「ほめられたい」といった見返りを求める気持ちからの親切と、相手への思いやりからの親切の違いについて児童が考えました。 4年生 防災学習デー「リュックの中に入れる10個をえらぼう」4年生も、大地が起こって避難するウサギさん家族の紙芝居を大型テレビで見てから、『防災グッズえらび』をしました。 授業の最後には、グループで話し合って選んだ10個を発表しました。 「眼鏡がないと、逃げる時に道がわからなくなるから。」 「赤ちゃんにはおむつがいるから選びました。」 「家族の写真を見ると元気になるから持っていきます。」 いわゆる防災グッズだけでなく、その子のふだんの生活や家族とのくらしの体験から、選ぶ物は違っていました。他のグループの発表を聞いて、「なるほどなぁ。」と感心する声が聞こえました。 4年生 福祉学習「車いすを押してみよう」(2)跳び箱と跳び箱の間を通るときは、左右のタイヤがぶつからないように慎重にまっすぐ車いすを押しました。歩いて通るには充分な間隔なのですが、ハンドルの幅よりもタイヤが左右に出ているのでぶつからないように気を遣いました。 子ども達は実際に車いすを押す体験学習を通して、車いすを利用している人やベビーカーを押す人にとって、歩道の段差や狭い所にたいへん苦労することがわかりました。 4年生 福祉学習「車いすを押してみよう」(1)4年生は淀川区の社会福祉協議会にご協力いただき、福祉学習で『車いす体験学習』をしました。 講堂内に段差やスロープ、また跳び箱を置いて狭くした箇所があるコースを、ゲストティーチャーのみなさんが作ってくださいました。子ども達はグループに分かれて、交代で車いすに乗る役と、押す役を体験します。 |