6年生 道徳科研究授業「思いを受け継ぐ」(1)昨年度から十三小学校では、道徳科の研究に取り組んでいます。二年次に当たる今年度の研究テーマは、「自他を大切にする子どもの育成 ―主体的・対話的で深い学びをめざした道徳科の授業づくり―」です。また、11月17日には『近畿小学校道徳教育研究大会(大阪大会)』の会場校として、参加される教員のみなさんを対象に全学年で公開授業を行います。 今年度の2回目の研究授業は6年生で、「その思いを受けついで」という教材を使って行いました。大好きなおじいちゃんの寿命があと3か月と迫っていることを母から聞いた「ぼく」は、残されたじいちゃんとの時間を大切に過ごし、じいちゃんの最期を看取る。じいちゃんの死後に枕の下から見つけたしわくちゃになったのし袋には、「ぼく」の誕生日をお祝いするメッセージが書かれていました。じいちゃんの温かな、そして強い思いがぎゅっと「ぼく」の胸いっぱいに押し寄せました。 身近な祖父の死と必死に向き合う「ぼく」の思いや、孫への愛情を持ち続けた祖父の思いを考えることを通して、自分の生命が大切に受け継がれたつながりの中にある素晴らしく尊いものであることを感じる教材です。 |
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