6年生 道徳科研究授業「思いを受け継ぐ」(3)グループに分かれて今回の研究授業の成果と、課題を改善するためのアイデアを出し合いました。 「実際にのし袋を持たせたおは、子ども達に想像する手立てとなった。」や「じいちゃんの思いと僕の思いがつながっていることを、児童が気づくことができる板書になっていた。」、「ペアやグループで話し合うタイミングで、もっと気づきをうむことができたのではないか。」など。 研究討議会を通して、発問の精選と話し合い活動の取り入れ方など、さらなる改善点も見えてきました。 6年生 道徳科研究授業「思いを受け継ぐ」(2)じいちゃんが「ぼく」に伝えたかった思い、「ぼく」がのし袋から感じ取った思い。子ども達の発表した言葉の中に、それぞれの思いのつながりを見ることができました。 6年生 道徳科研究授業「思いを受け継ぐ」(1)昨年度から十三小学校では、道徳科の研究に取り組んでいます。二年次に当たる今年度の研究テーマは、「自他を大切にする子どもの育成 ―主体的・対話的で深い学びをめざした道徳科の授業づくり―」です。また、11月17日には『近畿小学校道徳教育研究大会(大阪大会)』の会場校として、参加される教員のみなさんを対象に全学年で公開授業を行います。 今年度の2回目の研究授業は6年生で、「その思いを受けついで」という教材を使って行いました。大好きなおじいちゃんの寿命があと3か月と迫っていることを母から聞いた「ぼく」は、残されたじいちゃんとの時間を大切に過ごし、じいちゃんの最期を看取る。じいちゃんの死後に枕の下から見つけたしわくちゃになったのし袋には、「ぼく」の誕生日をお祝いするメッセージが書かれていました。じいちゃんの温かな、そして強い思いがぎゅっと「ぼく」の胸いっぱいに押し寄せました。 身近な祖父の死と必死に向き合う「ぼく」の思いや、孫への愛情を持ち続けた祖父の思いを考えることを通して、自分の生命が大切に受け継がれたつながりの中にある素晴らしく尊いものであることを感じる教材です。 6年生 学習参観・社会「誰に投票しますか」ゴールデンウィークの終わりに合わせて、新型コロナウイルスの分類も5類となりました。十三小学校でも今年度初めての学習参観と懇談会を実施いたしました。平日の午後にも関わらず多くの保護者の方がご来校くださり、子ども達が意欲的に学習する姿を見ていただきました。 6年生は4月から社会で、私達のくらしを支えている政治のしくみについて学習をしています。今回の学習参観では自分が選んだ候補者の名前を投票用紙に記入し、それを箱に入れて当落を決める模擬選挙を行いました。 黒板に貼られた候補者のポスターの下には、それぞれの候補者が掲げる政策が書かれています。増税か減税か、子育て支援のアイデアは、高齢者の生活を守る福祉については、などなど。社会を取り巻く課題は山のようにあります。候補者が発信する意見を聞いて、子ども達はそれぞれの課題について深く考えて、投票履きに一票を投じていました。 6年生 いじめ(いのち)について考える日 「言葉のおくりもの」『いのち(いじめ)について考える日』に合わせ、各学年では道徳科の内容項目から「主として人とのかかわりに関すること」に関する教材を選んで授業を行います。 6年生は『言葉のおくりもの』という教材で授業をしました。主人公の一郎は、すみ子と仲の良いところをたかしにからかわれるのを嫌がって,すみ子をわざと避けようとします。しかし、小さなことにこだわらないすみ子は、たかしのリレーでの失敗を許し、また一郎の誕生日には素晴らしい「言葉のおくりもの」をします。主人公の考えや行動に共感しつつ、お互いに信頼し合って友情を深め、男女相互に理解して協力する態度について考える資料です。 担任の先生は社会で学習した日本国憲法にもふれ、「基本的人権の中に、一人一人が幸福になる権利もありましたね。」と、6年生の子ども達と人権について深く考えるきっかけにしていました。 |