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児童朝会 校長講話

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7月11日(月)
今日の児童朝会でこんなお話をしました。

 明日から三日間、学期末の懇談会があります。君たちの成績を元に一学期を振り返り、学校での様子や家での様子をお家の方と担任の先生がお話します。
 学校で叱られたことは、ちゃんとお話ししていますか?お家の人に知られて困るようなことはありませんか?
 
 さて、「叱る」のとよく似たことで、「怒る」ということがありますが、皆さん、「叱る」と「怒る」の違いがわかりますか。
 元楽天の監督、阪神でも監督をしていました、野村克也さんは、「怒るは感情のまま(にできるが)、叱るは愛情がないとできない。」と言っています。

 「叱る」ということは、褒めるより大変なエネルギーが必要です。できれば避けたいことです。優しい笑顔で褒めている方が楽です。
 でも、なぜ叱るのか。それは、叱る相手にそれだけの価値を認めているからです。 「今、ここで叱っておかないと、将来、大変な思いをする。」と心配するから叱るのです。叱られるということは、心配するだけの価値が認められているということです。
自分に関係ない人を「怒る」ことはあっても、「叱る」ことはありません。

 先生たちは、君たちを育てる責任と愛情があるから叱ります。
 「厳しく叱ってくれる先生」ほど、「立派な大人になってほしい」「失敗してほしくない」と君たちの将来に責任を感じている「優しい先生」です。
 
 君たちのお父さんやお母さんはもっとそうです。君たちを立派に育てる責任と愛情をもっておられます。

 みなさんは、「自分を叱ってくれる人は、自分の価値を認めてくれる人であり、自分に期待をしている人だ」ということを忘れないでいてください。

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