こども文楽鑑賞会
今日は文楽協会の皆様にお越しいただき文楽鑑賞会をしました。
文楽は、江戸時代の大阪に生まれた、日本の伝統芸能です。 文楽について学ぶワークショップと、実際の文楽を鑑賞しました。 前半のワークショップでは、文楽を構成する「太夫」「三味線」「人形」について教えていただきました。 「太夫」の方が実際に発声されると、マイクを通していないのに、大きな声が響き渡り、みんなびっくりしました。 「三味線」や「人形」なども代表の人がチャレンジさせていただきましたが、みんな初挑戦ながら、上手に扱っていました。 後半は、本物の文楽を鑑賞しました。 演目は「伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがこ)〜火の見櫓の段〜」です。 有名な八百屋お七のお話ですね。 吉三郎を救うために半鐘を鳴らす場面です。 幕が開くと、天井からヒラヒラと雪が舞い降りてきて、雰囲気は満点。 そこに、太夫の迫力のある声と三味線の音が響き合って、どんどん世界に引き込まれていきます。 語る言葉は難しくてわからなくても、人形の微妙なしぐさでお七の心の様子がよくわかります。 15分の鑑賞時間が、あっと言う間に終わってしまいました。 やはり、本物はすごいです。 |
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