今週の校長講話 「チャイム」
♪名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子(やし)の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月 この歌のメロディーを聞いた事がある人。 もちろん全員ですね。 学校のチャイムの曲です。 この曲は、「椰子の実」といいます。 島崎藤村という、有名な作家が作った詩に、曲をつけたものです。 さて、このチャイムが鳴り始めると、運動場で遊んでいた人たちが一斉に校舎にめがけて走り出します。 鳴り終わるまでに、全員が校舎に入っています。 いつも職員室前の廊下から見ていますが、素晴らしいなあと思います。 でも、中には、ボールをつきながら戻ったり、最後のもう一投げをしてから戻ったりする人もいます。 ちょっと残念です。 ところで、このチャイム、どれくらいの時間かわかりますか。 実は、1分ちょうどです。 チャイムとしては、結構長いですね。 では、授業の始まりは、いつでしょうか。 チャイムの鳴りはじめでしょうか。 それとも鳴り終わりでしょうか。 校長先生は、鳴り始めが授業の始まりだと思います。 そう考えると、先ほどのチャイムが鳴ったら校舎まで走って戻るというのは、正しいことだと思いませんか。 でも、一瞬で休み時間から学習の時間に切り替えるのは難しいですよね。 ですから、この1分の間に、自分の中で、休み時間と授業時間のスイッチを切り替えるのです。 みなさんは、できているでしょうか。 45分の授業時間をしっかり頑張るから、次の休み時間が楽しいものになるのです。 学習の時間と休み時間の切り替えをしっかりして、今日も楽しい一日を過ごしてくださいね。 ※今朝の児童朝会では、校外の日本拳法の大会で優秀な成績をおさめた児童の表彰を行いました。 ![]() ![]() |
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