『いろいろなふね』という説明文の学習でした。「フェリーボートについて読み取ったことをもとに、フェリーボートになりきって自慢する。」ことが目標でした。教科書のフェリーボートに関する記述を読み取って、そのつくりや能力、使い方を“すごいでしょう！”と自慢（説明）しようというわけです。

子どもたちは、積極的に考え、発表していました。それにしても、とても発想が豊かですね！ 思わずニヤリとしてしまう細かい想像や、「そうくるか…」と唸らされる意見などなど。「何か発表したい！」と一生懸命考えている様子が、すごく伝わってきました。

“なりきり自慢セリフ”をワークシートに書き込んで、となりどうしで発表し合った後、いよいよみんなの前で発表です。三分の一ぐらいの子が手を挙げていたでしょうか、運よくあてられた子は、堂々と“なりきり自慢”をしてくれましたよ。

１年２組のみなさん、よく頑張りましたね。見ていてとっても楽しい授業でしたよ。

Ｎ先生（もう“Ｎさん”かな）は、学校に書類を取りに来ただけなのですが、「せっかく来たのだから、体育の授業を見ていったら？」という４組担任のＩ先生の粋なはからいで、３時間目の講堂での体育「跳び箱運動」を見学していくことに。子どもたちも大喜びです！

授業を見学したＮ先生。「難しいですね、小学生の体育…。」とポツリ。教育実習中は、運動会練習期間だったので、普段の体育の授業を見るのは初めてです。何か教育実習の“延長戦”みたいな感じですね。

Ｎ先生、勉強になりましたか？

視力検査・聴力検査・内科健診・歯科検診・耳鼻科検診・眼科検診・教育相談・食物アレルギー相談・標準服等の採寸と購入申し込みと盛りだくさんなので、お子さんも保護者の方も、大変だったと思います。お疲れ様でした。また、受付時刻指定にご協力いただきまして、ありがとうございました。

就学時健康診断を欠席された方の中で、まだ小学校に連絡されていない方は、一度常盤小学校教務主任までお電話ください。学校に“就学時健康診断のお知らせはがき”を持ってきていただきたいのと、その際に入学説明会のご案内や標準服等の購入についての資料をお渡ししたいのです。本校に兄姉がいらっしゃる場合は、お子さんを通じて受け渡しすることも可能です。

講師は、認知症介護の専門家松原宏樹（まつばら ひろき）さんです。毎年、秋に常盤小学校に来ていただいています。

認知症はどんな病気なのかや、認知症の人によくあるできごと等を、スクリーンに解説や挿絵、アニメを映しながら、ていねいに説明していただきました。周りの人の対応の違いで、認知症の人の気持ちはどう変わるのかや、認知症の人が安心できる声かけをすることが大事なんだということを知ることができました。阿倍野区内で“小学生の気づきと対応が認知症の人を救った”こともあるそうです。

相手の気持ちになって考えることや、思いやりの心をもつことは、とても大切なことです。認知症について考え行動することは、みんなが気持ちよく安心して生活できることにつながっていくのではないかなと思いました。松原さん、講演していただき、ありがとうございました。

今日来ていただいたのは、フリーアナウンサーの西村実花（にしむら みか）さんです。テレビ・ラジオへの出演やイベントの司会などの仕事をされているそうです。

“伝えること”と“言葉の大切さ”についての授業でした。自己紹介をしたり、となりどうしでインタビューしたりしながら、考えていきました。

・伝えることで相手にわかってもらえる。伝えるためには、“言葉にする”必要がある。
・「そうなんだ！」とわかってもらうためには、理由を言うことが大事。
・相手が聞こえる声で言わないと伝わらない。
・言葉には、優しい言葉、元気になる言葉もあれば、相手を傷つけてしまう言葉もある。

また、歌舞伎のセリフ「外郎売（ういろううり）」を読みながら、発声練習をしたりもしました。

４年生は１１月１６日（土）の「ことばの発表会」で『二分の一成人式』をします。今日の授業は、それに向けても大きな学習だったのではないでしょうか。

西村実花さん、授業をしていただき、ありがとうございました。