1月24日 能楽体験(1) その1 【4年生】日本の伝統芸能である能について,観世流能楽師の山本博通先生からお話を聞きました。 能は,約650年前の室町時代につくられました。 観阿弥・世阿弥が能を大成したこと・足利義満が能をこよなく愛したことで,洗練された高度な舞台芸術として認められたこと・世阿弥は今でいうプロデューサー(演出家)であったこと・戦国時代に書かれた「花伝書」は,今でも芸能の世界ではお手本になっていること・戦国時代になって武将が能楽を嗜好したことで,一般市民から能が離れた存在になったこと・能の派生として文楽や歌舞伎が誕生したこと・多くの人の支えで我が国を代表する古典芸能としての能が存在していることなど教えていただきました。 また,長崎県の小学校で取り組んだ能楽のDVDを見せていただきました。みんな真剣な表情で話を聞いていました。 山本先生から,「学んでみよう能・狂言」という公益社団法人能楽協会が作成した能・狂言の歴史・役割の説明・楽器の紹介・能舞台など,わかりやすく説明した入門冊子をいただきました。 「次回の稽古までに目を通してください。」 と宿題をいただきました。 1月24日 能楽体験(1) その2 【4年生】能楽独特のリズムや音程で,子どもたちは少々戸惑いながらも,教えていただいたとおりに口ずさんでいました。 小鼓は,肘を直角にして持つこと・左手で構えて右肩に乗せて,下から打ちあげて鳴らす楽器であることを久田陽春子先生に教えていただきました。 持ち方によって、ポ・プ・チ・タという4種類の音を出すことができることも教えていただき,実際に小鼓を打っていただき,その音色を聴きました。 「ほんとだ。プに聞こえる!」 今後,謡をするグループと小鼓を打つグループに分かれて活動しますが,今日は全員で小鼓を構えるポーズをとり,「高砂」を元気よく謡いました。 1月24日 能楽体験(1) その3 【4年生】能では, すり足で歩くこと 瞬きせず真剣に,そして気持ちを引き締めて取り組むこと が大切だと教えていただきました。 芸能の世界では,人よりも抜きんでることが大事であり,それによって周りの芸がよくなること。そうやって,古来からの芸能が伝承されてきたこと。 みんなと同じことではだめで,競争していくことでレベルがあがっていくこと。それは学校生活でも同じで,妥協してはいけない。ということも教えていただきました。 また,正座で座ることや,扇子の置き方や持ち方,礼をする際の作法があることも教えていただきました。 能では気合や礼儀・姿勢を重んじます。 「気合とは,息を止めて前を見つめて何も考えないこと。じっと耐えること。」 と教えていただきました。 腕をまっすぐ伸ばし,息を止めます。これをすることで,たくさん息が吸えるようになり,集中力が増すことができます。 お腹から力強く大きく息を吐いて謡を謡うことができるようになればいいですね。 最後に,久田先生から, 「扇子も大切にしてください。舞台では足袋が命です。足袋はお風呂のときに自分で洗濯してくださいね。」 と宿題をいただきました。がんばってくださいね。 正座で座り,礼をして今日の稽古を終えました。次回は来週金曜日。NHKの取材もあります! 1月23日 パソコンクラブ「あれ,これどうするの?」 3年生が体験する前に,疑問点が解決できてよかったね♪ パソコンクラブでは,デジタルカメラを使って「こんなことできません」や,新聞づくり,名刺づくりなどもしました。 1月23日 調理クラブホットプレートに生地を薄くのばして,クレープの生地を焼きました。ホイップを上手にしぼってフルーツを盛り合わせて生地を巻いて完成です。 グループで協力しておいしいクレープができました。 調理クラブでは,今まで寒天ゼリーやクッキーなどをつくりました。 |
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