塀とともに、仮設の体育倉庫も移動されました。クレーンでつり上げられ、運動場の南の端に置かれています。ちなみに北校舎よりの塀（新校舎の前）は、資材置き場保護のため撤去されません。

作業は、今日中に終わる予定です。

「一つの式にして計算する方法を考えよう」

“５００円を持って買い物に行きました。１５０円のジュースと８０円のパンを買いました。残ったお金はいくらですか。”という問題。高学年の人はわかると思いますが、二つの考え方で答えを求めることができますね。『順番に引く考え方』と『代金をまとめて引く考え方』。

子どもたちは、この二つの考え方を、まずはとなりどうしで説明し、その後みんなに向けて発表していました。

学習を進めていく中で、「二つ目の考え方は、“（　）”を使うことで一つの式で表せる！」ということに気づいた子どもたち。“５００−（１５０＋８０）＝２７０”です。（　）の中をひとまとまりと見なし、先に計算することを確認しました。

落ち着いた口調で授業を進めるＭ先生。みんな学習に集中していました。話をするときと聞くときの区別がきちんとついているクラスです。ノートを書いている「カリカリ」という音だけが聞こえている時間もありました。Ｍ先生の指示が子どもたちにきちんと届いているように感じました。しっかり“中学年の算数の授業”になっていましたよ。

「ながさくらべクイズをしよう」

テープを使って、身の回りの２つの物の長さを比べる活動です。窓枠・ドア・先生の机・ロッカー・くつ箱などなど。自分で決めた２つの物の長さを、どちらが長いか予想してから実際にテープを当てて比べていました。子どもたちは、教室のいろいろなところへ出かけて行って、テープを当てていました。熱中してしまって、時間が足りなかったぐらい！

最後は、となりの子といっしょに“長さ比べクイズ”を作って発表していました。

Ｎ先生のやさしい言葉がけで、子どもたちは安心して活動している感じがしました。２０日の日曜日、遅くまで残って担任のＥ先生と準備をしていましたね。今朝もかなり早く来て、授業のシミュレーションをしていました。Ｎ先生の“一生懸命さ”は、間違いなく子どもたちに伝わっていますよ！

「４の段の九九のきまりをみつけよう」

柿が一皿あたり４こずつのっています。この皿がどんどん増えていくのですが、そのときの柿の数を、４の段のかけ算で出していきます。

その答えを見ながら、『４の段の九九の答えは、かける数が１増えると、答えが４増える』ということに気づいていきました。

よく手が挙がる授業でした。Ｏ先生が質問する前に、先読みをして手を挙げる子まで。何かほほえましかったです。子どもたちの授業に向かう姿勢が表れていました。Ｏ先生は、教育実習も４週間目、慣れた感じで授業を進めていました。

３組担任のＭ先生や学年の先生にアドバイスをもらい、かなりの時間をかけて準備をして臨んだ今日の授業。Ｏ先生、お疲れ様でした！