1月31日 「もののあたたまり方」≪理科≫ 【4年生】水を3分の2ほど入れた試験管に,示温テープを貼ったガラス棒を入れます。ふっとう石を入れ,試験管の底を熱した場合と,試験管に入った水面近くを熱します。 水はどのようにあたたまっていくか実験しました。 「金属と同じように,あたためたところから順にあたたまるので,示温テープはあたためたところから色が変わると思います。」 と,予想を発表していました。 さて,どうなるのかな? 試験管に水を入れてあたためていると… 試験管の底をあたためると,水面近くの示温テープの色が先に変わりました。 「あれ?水面が先にオレンジに変わったよ!」 「下の方も色が変わってきた!」 など,示温テープの色の変化のしかたをくわしく観察していました。 水面近くをあたためたときは,水面近くが先にあたたまりました。 「水は,どこをあたたためても水面近くが先にあたたまる。」ということがわかりました。 水面の近くをあたためてときも,水面が先にあたたまりましたが, 「下のほうは,なかなかあたたまらないよ。」 と,試験管の下を熱したときとのちがいを発見していました。 金属とちがい,水のあたたまり方については疑問もうまれました。 「これって,次の実験にもつながっていくの?」 と聞いてきました。その通り。来週の理科の時間にたしかめましょうね! 1月31日 学級活動 【3年生】鬼の面をクラスの子が人数分+担任分調達してくれました。 お面を自分で作っている子もいます。 「鬼のパンツ,鬼のパンツ。」 とうれしそうに言っている子もいます。 「金棒がいるなあ。」 と持ち物にこだわっている子もいます。 どこかへ鬼の出前をしたいなあ。 どんな活動が展開していくのか楽しみですね。 1月31日 能楽体験(2) その1 【4年生】まずは多目的室のぞうきんがけをしました。山本先生が,能舞台の形にビニルテープを貼りました。 「みんな。これで正方形の形に見えるかな?」 「ちょっと長さがたりないかな。」 みんなで確認しながら「能舞台」をつくりました。 正座であいさつして稽古の開始。山本先生と一緒に,前回稽古した「高砂」を謡いました。 その後,謡と小鼓のグループに分かれて活動しました。 謡のグループは,能での歩き方を教えていただきました。 頭のてっぺんに扇子をのせても落とさないように,すり足で歩きます。 「手はぶらぶらさせない。」 「手はグーにして。」 「小指に力を入れます。」 「まっすぐ前を向いて。」 と,端的に的確な指示を出していただきました。 扇子を落としてしまうこともありますが,堂々と胸をはり,前を向いていると,様になってきました。 1月31日 能楽体験(2) その2 【4年生】「持つところを上下に差をつけて,てこの原理をつかって開ければいいよ。」 とコツを伝授してもらい,やってみると… 「開けられた!」 「うわぁ。きれい!」 美しい模様が見え,子どもたちは満面の笑みを見せていました。 山本先生から, 「扇子を広げる・持つ・たたむ練習をしておきましょう。」 と宿題をいただきました。 能舞台の柱の名前(目付柱・ワキ柱・笛柱・シテ柱)や橋掛かりなども教えていただき,柱があるイメージで正方形の舞台を大きく舞うことが大切なことを学びました。 座るときは,右足をひいて座る。頭や肩,腰をまっすぐにすることも大事と,作法や所作についても教えていただきました。 「玄象(げんじょう)」の謡も教えていただき,舞台でどのように舞うかお手本を見せていただきました。 ここから,一人ずつの稽古です。 順番がまわってきて,(…扇子をひろげるのは,むずかしいなあ…。)と思っていた子どもも,友だちが仕舞の稽古をしている間は他のメンバーの謡で支えられます。 能の動きを練習するために,再度扇子を頭の上に乗せて歩く練習をしました。 「体は常にまっすぐ。体をくねくねしない。」 「謡はもう少し速く。」 と教えていただきました。 「すぐに覚えられる子,時間のかかる子,いろいろいるけど,みんなで百点をとれるようにアドバイスをしてあげよう。」 という言葉で,扇子をうまくひろげられない子に,他の人たちがアドバイスをしました。 「能の練習では,人のお稽古のようすを見て,まねて学ぶ。これが大事!」 「動くときは,ドンドン歩くのではなく,まっすぐ向いて,スーっ歩く。顔をキョロキョロさせない。姿勢をよく!!!」 と教えていただきました。 1月31日 能楽体験(2) その3 【4年生】アフリカの楽器(鼓に似たもの)は,脇に挟んで音程を調整します。 日本の小鼓は,調緒(しらべお)を握り,締めあげることで音程を調整します。 調緒の握る力を変えることで, 「ドレミとはちがうけれど,音は変わるよね。」 「ほんとだ!」 と音のちがいを感じていました。 また,小鼓に敬意を表すために,小鼓にも 「よろしくお願いします。」 とあいさつしました。また,必ず手を洗ってから小鼓を手にすることも教えていただきました。 演奏前に革に息をかけて湿度を調節することや,天候に合わせて調緒の締め具合を変えることなども教えていただきました。 まずは左手をグー,右手をパーにして練習しました。 実際に小鼓をもってみて, 「もってみてどうですか?」 「むずかしいです。」 とインタビューを受けました。 手首のスナップをきかせて,音をならしてみます。小鼓を持つことや打つのが難しく,取材もあってか,子どもたちは緊張していました。 「手のひらが残ったままだと,音が響かないです。」 「打った後,手をはなします。」 「指先をはね返して,振動を伝えて音を響かせます。」 「『ポ』は,5本の指で。『プ』は右手の人差し指で打つ。『チ』は,薬指で。さっきより高いね。『タ』は,中指と薬指の2本で打ちます。」 と,4種類の音の打ち方を教えていただきました。 |
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