2月24日 朝会の話教頭先生から,1月はじめから能楽体験に取り組んだ4年生が,立派に発表会を終えたことについて紹介していただきました。 ソチオリンピックで女子フィギュアスケートの浅田真央選手について,3つのすごさを感じたという話がありました。 4年間,金メダルを目指して,スケートの滑り方など基礎から練習をしてきたことから,「目標に向かって努力を重ねることのすごさ」 難しいトリプルアクセルという技を自分らしい形と信じ,その「自分らしさ」に向けて挑戦し続けた「『「自分らしさ』を求めてがんばることのすごさ」 1回目のショートプログラムの結果が16位でした。自分が取り組んできた回転技もすべて失敗してしまいました。きっと逃げ出したくなる気持ちや状況だったと思いますが,浅田選手は集中することで緊張やプレッシャーを吹きとばし,2回目のフリーで自分の最高の演技を披露しました。「重圧をはね返して,もっているすべての力を出し切ることのすごさ」 浅田選手のこの3つの「すごさ」に学びながら,みんな一人一人の力を高めていければいいですね。 2月24日 卒業遠足に出発! 【6年生】ルールを守り,楽しい思い出をたくさんつくって楽しんできてくださいね! 2月21日 「水のすがた」≪理科≫ 【4年生】子どもたちにとって待ち遠しかった理科の実験の時間です。 3学期は,「水のすがた」という単元で,温度によって状態が変化する水について学習します。今日は「水を熱したときの変化」について調べました。 平底フラスコに水を140mL入れ,実験用ガスコンロで熱しました。水を熱してから2分ごとの水温と,水のようすを観察しました。 水を熱した経験を聞くと, 「やかんでお湯をわかしました。」 「電気ポットでお湯をわかしました。」 「お鍋でも,お湯がわいたのを見たことがあります。」 と,実験器具ではありませんが,日常生活の中で水があたたまる現象を見たことはあります。しかし,温度の変化を確かめたことはないので,今日はそれを調べてみよう。また,湯気や,ぐつぐついうのも,何分ぐらいから始まるのか,ようすを観察して記録していこう。 ストップウォッチを持って,実験開始。2分ごとの水温は,黒板にも記録していきます。 「あっ,もう60度を越えている!」 「だいたい同じ結果になっている。」 と,他の班の結果と比べながら,実験を進めていくことができました。 白い「湯気」がでたり,細かい「あわ」の粒が湧き上がってきたりなど,小さな変化も見逃さないように細かく観察し,記録していました。 実験を進めていくうち, 「先生,温度が変わらないんだけど…。」 と心配そうな顔で駆け寄ってきました。 「大丈夫。あっているよ。」 「え?」 水を熱していくと,どんどん水温があがっていくと思っていたようです。しかし,他の班も同じように,ある一定の温度からは変化しません。 実験結果から,水温のことについてと,水の量のことについて考察し,まとめました。 「さいしょとくらべて水の量がへるのは,水てきやゆげになるから。水の温度が100度ぐらいになると,これ以上あがらない。」 「熱しはじめたら温度がどんどん高くなっていったけど最後のほうは100度くらいでとまった。水の量はじょうはつしてゆげになってへった。」 「はじめは水は多かったけど,火を消したときに見たら少なくなっていた。そのかわり,水のつぶがフラスコについていた。温度はあがってきたけど,とちゅうから変わらなくなった。」 など,自分なりの言葉でわかったことをまとめ,発表することができました。 今日も楽しく実験できましたね。 2月21日 能楽発表会 その1 【4年生】自分たちの力を出し切って,今日の発表会を成功させたい!!! さあ,能楽会館へ向かいましょう。 能楽会館に着くと,建物の中に能楽堂があり,その大きさに子どもたちもびっくり。2階の客席からも舞台を見せていただきました。 橋掛かりの横に,一の松,二の松,三の松があり,順に小さくして遠近感を出していることも教えていただきました。 能舞台の裏側も見学させていただきました。「シテ方お控え室」や,「狂言方・ワキ方お控え室」,「お囃子方お控え室」などがあり,「お囃子方お控え室」では夏でも火鉢があり,大鼓は革を乾燥させないといけないこと,逆に小鼓は皮を湿らせないといけないことを教えていただきました。 また,練習用の舞台も見せていただきました。ここも,能舞台と同じ三尺三寸(約6m)四方の広さがあります。 「ここで発表会をしてもいいのですが,みんなせっかく稽古してきたのですから,下の能舞台で発表しましょうね。」 能楽師の方でもなかなか舞台を踏むことのできない場所で発表できる子どもたち。なかなか味わえない経験のスタートです。 2月21日 能楽発表会 その2 【4年生】「大きいなあ。」 今まで多目的室で練習してきましたが,広さのちがいを肌で感じていました。 山本先生が教えてくださったように,三尺三寸(約6m)四方の能舞台には,檜板が縦に張られています。それに対して後座は,横板が張られています。 「仕舞の人は,この横板のところにお扇子を並べます。」 と教えていただきました。 仕舞のグループは,先ほど拝見させていただいた「ワキ方お控え室」で,「高砂」の謡を謡いました。 「姿勢よくして,しっかり声をださないといけませんよ。」 山本先生から,ご指摘をいただき,子どもたちはそれに応えようと懸命に謡を謡いました。 また,「玄象」の仕舞の出入りの練習もしました。 鼓のグループは,能舞台に緋毛氈(ひもうせん)を敷いていただき,出入りの仕方を練習し,「高砂」の謡に合わせて鼓を打ち,リハーサルを行いました。 「かけ声はもっと大きな声を出さないと,客席は広いので聞こえませんよ。」 リハーサル後,久田先生からご指導を受けました。その言葉を受けて,子どもたちの表情が変わります。 (本番では,もっと大きな声を出そう!) 子どもたちの意欲が伝わってきました。気合が入ります。 いよいよ,本番です。がんばれ!!! |
|