習熟度別少人数学習「習熟度」は、あくまでも学習のある時点で、ある事柄が「わかっているか」「できているか」という学習の達成度・到達度を問題とします。ですから、どの子どもたちももっている「わかるようになりたい」「できるようになりたい」という願いに応えるために、個人差に応じてきめ細かに指導していこうという授業方法と言えます。 学習で到達する目標は、どのコースも同じです。教科書の内容も確実に学習しますし、進度も原則として同じになります違うのは、授業の支援や手だてということになります。 例えば Aコース〜先生からはできるだけヒントをもらわず、自力で学習課題を解決していく。 Bコース〜自信がないので、先生にヒントをもらって学習課題を解決していく。 Cコース〜少し自信がないので、友だちと協力して学習課題を解決していく。 という感じです。 つまり、陸上競技のハードル走に例えると、同じハードルを跳ぶのですが、その子によってハードルの高さを変え、どの子も「とべた」(「できた」「わかった」)という達成感を味わえるようにしていく授業方法と言えます。 今後も、子どもたちが、「わかる」「できる」という学びの実感と、「やればできる」という自信をもつことができるようにしていきたいと思います。 ※ 写真は、3年生の「三角形」の学習です。(1組〜3組で4つのコース、4組5組で3つのコースに分かれて学習しています。) 講堂&プール工事今日は、最後のコンクリート打設、4階(プール部分)にコンクリートを打っています。 先日は、校長先生、副校長先生の立会の下、色彩委員会がもたれ、内装のタイルや壁の色なども決まりました。プールサイドは、コンクリートの上に鮮やかなブルーのラバーを貼ります。来年の春には、マンション等からも色鮮やかなプールサイドを見ることができるでしょう。とても楽しみです。 今年1年は、子どもたちには不便な思いをさせましたが、運動場も元にもどり、雨の日でも講堂で体育の授業もでき、夏には新しい色鮮やかなプールサイドから子どもたちの元気な声が聞こえてくるでしょう。 「はちいち が はち はちに じゅうろく ……」「はちいち が はち はちに じゅうろく ……」 2年生の教室からは、九九の暗唱の声が聞こえてきます。今日は、「8の段」の学習です。窓際には、今まで学習した段も掲示して、いつでも復習できるようにしています。小学校の算数の学習において、「九九」が今後の算数学習の基礎となることは、昔も今も変わりません。 10年後の友小の教室には、タブレットパソコン、電子黒板などICT機器がたくさん入っているでしょう。それでも、昔と変わらず、秋の2年生の教室からは、子どもたちが元気に九九を暗唱する声が響き渡っていることでしょうね。 作品展の設営がはじまりました
作品展の準備が着々と進む中、
本校、分校それぞれで展示スペースの設営が始まっています。 毎年の行事とはいえ、 子どもたちががんばってつくる作品を少しでもよい環境で見てもらえれば、 と教職員もはりきっています! 「お話列車」が完成しました (分校の学習のようす 3)中学年の「書くこと」のめあての1つに、「段落相互の関係などに注意して文章を構成すること」があります。 そこで、3年生では、自分が作ったお話の1つの場面を列車の車両になぞらえ、4つの場面を書きつなげてできた「列車」が1つのお話になるようにと、「お話列車」づくりに取り組んでいました。 子どもたちは、学習の初めから、できた「お話列車」を読みあうという見通しももて、とても意欲的に学習でき、できた「お話列車」が自然と、「始め、中、終わり」という構成になっていることにも自然と気づいていたようです。 |
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