2月21日 能楽発表会 その4 【4年生】まずは小鼓のグループからです。 「はい,Aチームさん,小鼓を持って!他のチームの人たちは扇子を持って! 扇子の持ち方は大丈夫?姿勢も気を付けて。」 久田先生の声を受けて,子どもたちは一所懸命に応えます。 子どもたちが発表しているとき,久田先生は舞台袖から温かく見守っておられました。 子どもたちが発表し終えて舞台袖に戻ってくると,次のグループへ鼓を渡します。 (忙しいなあ。でも,見に来てくれている人たちを待たせてはいけない。 急がないと!さあ,すぐに次の出番だ。) 子どもたちは,謡と小鼓の役を交代でして,3回の発表を終えました。 「良かったですよ。よく頑張りましたね。」 リハーサルから発表まで,引き締まった真剣な表情だった久田先生のお顔が,優しい笑顔に変わられます。 (力を出し切れた。良かったあ。) 子どもたちの表情も,安心したものに変わりました。 今までの中で一番良かったです。心,打たれました。 次は,仕舞のグループです。まず「高砂」の謡を謡いました。 練習していたとおり,大きな声を響かせ,元気よく「高砂」の謡を謡うことができていました。 その後,「玄象」の仕舞を一人ずつ舞いました。 2月21日 能楽発表会 その5 【4年生】「玄象」の仕舞を一人ずつ舞いました。謡の声がだんだんと小さくなり,観客席の一番後ろで山本先生が両腕を大きく広げ,体全体を使って (もっと声を出して!) というジェスチャーをされていました。 それを見て,子どもたちも,声を響かすようにして出し,仕舞を舞っている友だちを支えました。 体調がすぐれず欠席する子どもがいて,全員そろって能楽堂での発表とはなりませんでしたが,お休みした友だちの分も頑張ろうと,今まで稽古してきたことを精一杯力を出して発表しました。 2月21日 能楽発表会 その6 【4年生】「今まで稽古してきた中で,一番よくできていました。」 「厳しいことも言ってきましたが,子どもたちは立派に発表してくれました。」 「なかなか経験できない貴重な体験をする機会を,豊崎小学校は継続してされてきています。」 「能楽の発表は終わりましたが,能楽の稽古したことは,忘れないでくださいね。」 「お扇子も大事にして,思い出としてとっておいてください。」 「また来年,豊崎小学校に教えに来た時には,声をかけてくださいね。」 やりきったという表情を見せていた子どもたちは,ご指導いただいた先生方に「ありがとうございました。」と声をそろえて感謝の気持ちを伝えました。 山本先生と久田先生と握手し,子どもたちは名残惜しそうにしていました。 大阪能楽会館では,3月22日(土)の9:30〜12:00・13:30〜16:00までの時程で「さわってみよう!”能の世界!」というイベントがあり,お囃子や謡,能面の体験ができます。山本先生から案内をいただきました。参加されたい方は,往復はがきでお申込みください。 今回の能楽発表では,NHKの取材があり, 「ニューステラス関西」キャスターの田中泉アナウンサーが子どもたちにインタビューをされていました。 NHK総合テレビで午後6時10分〜6時59分に「ニューステラス関西」を放送しています。その中の「ハロー! スクール」というコーナーで大阪府内の学校現場の取り組みや,子どもたちの元気な様子を伝えています。 豊崎小学校の能楽体験に関わる取り組みについては,3月11日(火)に放送される予定です。放送終了後の1〜2週間後には,NHKの「ハロー!スクール」のサイトで動画配信もされます。 また,「ハロー!スクール」のスタッフブログにも,今後豊崎小学校についての記事が掲載される予定です。 ※クリックすると,別ウインドウでリンクが開きます。 放送が楽しみですね。 2月20日 あすは能楽発表会です 【4年生】【場 所】大阪能楽会館 大阪市北区中崎西2−3−7 【内 容】 ◆謡 「高 砂」 ◆仕舞 「玄 象」 ◆鼓 「高 砂」 【時 程】 11:00頃 発表開始(多少,開始時刻が前後する場合があります。) 11:20頃 発表終了(予定) 11:30頃 帰校に向け現地出発 ○ 10時からのリハーサル・打ち合わせから,参観いただけます。 ○ 直接,大阪能楽会館へお越しください。 ※4年生の子どもたちは,午前9時35分に学校を出発して現地に向かいます。同行いただいても結構です。 ○ 会場内でのビデオ,写真撮影は可能です。ほかの参観者の迷惑にならないようお願いします。 ○ 発表会当日,NHKの取材(ニューステラス関西・ハロースクール)の取材があります。 ご家族様も含め,できるだけ多数の参加をお待ちしています。 2月20日 国際平和ポスターの表彰 【6年生】大阪梅田ライオンズクラブの方々が来校され,校長室で代表の子どもたちに表彰状と記念品を授与していただきました。 これからも,たくさんのことにチャレンジしていってほしいと思います。 |
|