パラリンピックキャラバン 〜その1〜
11月2日(土) 土曜授業参観の2・3限に「パラリンピックキャラバン(障がい者スポーツ体験講演)」を体育館で行いました。
“くまちゃん”が、はじめのあいさつで、「人間は違っていて当たりまえ。違っていることを頑張れば、いろんな可能性を伸ばすことができる」とおっしゃっていました。(写真1・2) その後、バスケット・マラソン・ラグビーのルールやその競技に使用する車いすの作り方や特徴を説明してくださいました。 写真3は、車いすバスケットボールを20年ほどされている“よっしー”が、ウォーミングアップをしている様子です。 軽やかかつ鮮やかにシュートを決めていくよっしーを見て、生徒たちは「すご!」「うまいっ!」と声をもらしていました。 パラリンピックキャラバン 〜その2〜
車いすマラソンの選手として大きな大会にも出場されておられる“たかやん”が、マラソンで使用する車いすで体育館をゆっくり走ってくださいました。
実際のスピードは、100m11秒台のスピードでフルマラソンを走るとおっしゃっていました。(写真1・2) 車いすラグビーの日本代表選手として活躍されている“ゆうちゃん”は3年後のリオ・デ・ジャネイロでも代表、7年後の東京オリンピックでは金メダルを獲得するために、練習に励んでおられます。(写真7) ラグビーのタックルを見せてもらいました。想像以上の衝撃に全員が驚きましたが、実際のタックルは10倍ぐらい激しいと聞き、もっと驚きました。 パラリンピックキャラバン 〜その3〜各クラスから5名ずつでしたが、車いすバスケを体験させていただきました。 頭ではわかっていても、なかなかコントロールできない…! そんな歯がゆさを感じているようでしたが、体験した生徒、応援している生徒みんながとてもいきいきしていたと思います。 パラリンピックキャラバン 〜その4〜〜各クラスにわかれて質疑応答〜 生徒たちの考えていた質問、感じたこと、疑問に思ったことについて、お話していただきました。 生徒たちは真剣に話を聞いていました。 パラリンピックキャラバン 〜その5〜
最後に全員で写真撮影をしました。
(写真1:ゆうちゃんと生徒 写真2:全体写真) “くまちゃん”が、最後に、 「みんな一緒じゃない。できること、できないことがあって当然。できないことを諦めるのではなく、できることを小さなことでもいいから、見つけていこう。そして工夫をしたらもっとできることが増えていく。そうやって、自分の可能性を伸ばしていこう。諦めることなく、自分のやりたいことをできるようにしていこう。パラリンピックの本当の意味は、できないことを数えるより、できることを数えようです!」 とおっしゃっていました。 この2時間の経験は、みなさんの心になにかを残すことになったのではないでしょうか。 |
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