「一つの式にして計算する方法を考えよう」
“500円を持って買い物に行きました。150円のジュースと80円のパンを買いました。残ったお金はいくらですか。”という問題。高学年の人はわかると思いますが、二つの考え方で答えを求めることができますね。『順番に引く考え方』と『代金をまとめて引く考え方』。
子どもたちは、この二つの考え方を、まずはとなりどうしで説明し、その後みんなに向けて発表していました。
学習を進めていく中で、「二つ目の考え方は、“( )”を使うことで一つの式で表せる!」ということに気づいた子どもたち。“500−(150+80)=270”です。( )の中をひとまとまりと見なし、先に計算することを確認しました。
落ち着いた口調で授業を進めるM先生。みんな学習に集中していました。話をするときと聞くときの区別がきちんとついているクラスです。ノートを書いている「カリカリ」という音だけが聞こえている時間もありました。M先生の指示が子どもたちにきちんと届いているように感じました。しっかり“中学年の算数の授業”になっていましたよ。