クリーンデーの日は、昼休みなしで２５分間掃除をします。今回は、１年１組の掃除の様子を見に行きました。

１年生ですので、普段はできないところを…というのではなく、いつもの掃除を時間をかけてていねいにやっている印象。まずはろうか。１階、しかも運動場に面しているので、砂埃がものすごい！ 正直、やってもやっても…な部分はあるのですが、それでもけなげに一生懸命。少しでもきれいにしたいという気持ちが伝わってきました。

教室。ほうきやぞうきん、机など、担当の子が、先生の指示でてきぱき動いていました。「なるほど」と思ったのは、“消し消し隊”です。教室には、折れたえんぴつの芯が落ちていることがあるのですが、その芯を踏んでしまったり、机の脚でこすってしまったりすると、ゆかにえんぴつの黒い線が…。これは、“担任あるある”です。それを見つけて消しゴムで消すのが“消し消し隊”の仕事。３枚目の写真は、「ここ、えんぴつの線あるよ〜。来て〜。」の声に、サッと一斉に集まって消し始めた消し消し隊の図です。

その部分の掃き掃除が終わったら、「ぞうきんさんどうぞ〜」の掛け声が。声をかけて確認しながら、一つ一つ確実に掃除を進めていました。今は、先生の指示で動いていますが、学年が上がるにつれて自分たちで考えてできるようになっていくんですね。これからもずっと、今日のようなていねいさで掃除を続けてくださいね。

２０分休みに図書室でしてもらっているのですが、今日はたてわり班長会で図書室を使うので、急きょ本校３階の低学年学習室に場所を変更しました。

読み聞かせにたくさん来てくれる１年生ですが、今日は３時間目が水泳学習。２０分休みから準備ということで、参加はできません。場所はいつもと違うし、１年生も来れないから、「今日は少ないかも…」と思っていたのですが…

なんと大盛況！「今日は４年生の子がたくさん来てくれて。」とボランティアさんも大喜びです。図書室だと、本を読みに来る子もいて、うろうろ探したりしゃべったりで、どうしてもざわついてしまいます。低学年学習室に来た子は、純粋に聞きたい子のみ。教室も静かで、読み手も聞き手も集中できるようです。

この際、この部屋を読み聞かせの部屋にしてもいいかも…と本気で思ってしまいました。

１,２時間目、運動場貸切で「なつあそび」。具体的にいうと、水遊び＆シャボン玉遊びです。家から水鉄砲や、自作の水噴射器、シャボン玉吹き具やジャンボシャボン玉用のリングなどを持ってきていて、早く始めたいとうずうずしている感じ。

シャボン玉遊びチームは、１年教室前あたりでスタート。息の強さがわからなくて、うまくできなかった子も、感覚をつかむとパパパパパ〜ッと連続発射成功。大小美しいシャボン玉が風に乗って宙を舞っていました。なんとも幻想的で、なごみますね。見ているだけでも十分楽しめます。

打って変わって、水遊びチーム。ミストシャワーのあたりに集合し、遊び方の確認をした後、水を入れてスタート。運動場を走り回って水鉄砲を撃ちまくり、ぬれまくりです。ソフトチューブに穴をあけた自作品や、霧吹きを使っている子もいました。こういうとき、どうしても先生が標的にされやすいのですが、今日も御多分に漏れず…。２時間目の終わりごろには、運動場全体が打ち水をされたような感じになっていました。

途中で遊びを変えた子もいれば、一つの遊びをずっとしている子も。１年生は、続く３時間目が水泳学習。今日は夢のような時間割ですね。（笑）子どもたちは、夏の一日を十分満喫していました。

この時間は、「耕地整理と機械化」がテーマでした。“耕地整理”とは、「在来の農地を区画整理して、農道や農業用水路を整備すること」です。なぜ耕地整理をしたのか、したことで便利になった点等を、教科書に書かれていることから考えていきました。

また、耕地整理と機械化の関係、農作業の時間の移り変わりと機械化の関係も考えました。教科書の「農業機械の所有台数の移り変わり」のグラフを見ると、ずっと右肩上がりで増え続けていた所有台数が、最近減ってきていることに気づきます。それはなぜなのかについても考えました。

大阪に住んでいると、農業についてなかなかピンとこないこともありますが、教科書や補助教材、映像教材、新聞やインターネット等を駆使しながら、学習を進めていきます。

“かくし絵”とは、「絵の中へさらに他の絵を目立たないように描いたもの」です。このお話は、『自然の中にこん虫が身を隠している』＝こん虫の擬態について述べられています。

この時間は、こん虫の保護色とコノハチョウの擬態について学んでいました。教科書に書かれていることを読み取り、コノハチョウになりきって保護色や身の隠し方を説明していました。みんなの“コノハチョウになりたいオーラ”はすごかったなあ。