「こぐまが森の音楽界に向けてラッパの練習に励むが、なかなか上手に演奏することができないので、練習をやめようかなと考える。それでも、練習を続けたこぐまは、音楽会を成功させることができ、うれしい気持ちでいっぱいになった。」
『こぐまのらっぱ』のあらすじです。“努力を続ける大切さ”や、“やるべきことは最後まで粘り強く行う”ということについて考えることができる教材です。
子どもたちは、場面ごとのこぐまの気持ちを考え、発表していました。最後には、自分自身の経験や体験を振り返り、「最後までがんばってよかったこと」を書いて発表しました。
「さかあがりは、ようちえんのときはできなかったけど、れんしゅうをがんばったらできるようになった。」
「じてんしゃのれんしゅうを、なんどもなんどもなんどもして、のれるようになってうれしかった。」
他にも、習い事のことや運動会のダンスのこと、「サラダでげんき」のげきのことを書いている子がいました。こぐまの姿と自分の姿を重ね合わせて書いていましたね。下の写真、「先生、ぼくをあててください!」オーラ全開!身を乗り出すように手を挙げている男の子が写っています。この後、無事当ててもらって、うれしそうに、そして堂々と発表していました。
1年生のみなさん、自分でやるべきこと、やると決めたことは、最後まで粘り強くやりぬける子になってくださいね。