３・４年生の集団競技は「台風の目」でした。それぞれのチームが、４人で丸太の棒を横に持ち、コーンを右回りと左回りで走り抜け、ターンをしてスタート地点に戻れば、棒を上と下から通して次から次へとつなぎます。
　本番では勢い余って遠心力がはたらき、握った棒から振り切られそうになる場面もありましたが、何度も練習をしているので、内側の人がうまくコントロールしていました。

　１・２年生は「玉入れ」競技に歓声をあげながら、ねらいを定めて玉を入れようと一生懸命頑張りました。途中で、競技を中断して踊りだすしぐさは、とても可愛かったです。なかなかうまくいかなかったようですが、みんなで数を数える時は、元気いっぱい声を振り絞っていました。
　数が少ない組の最後の１個が高らかにあげられると、勝利を得た赤組は歓声に包まれていました。懐かしげに見入る中学生も、微笑ましさに思わず笑顔があふれていました。　

　開会式に引き続き、「赤」「白」の応援合戦で互いの火花が散り、今からやるぞという気合と結束を示してくれました。１年生から９年生までが、こんなに素晴らしい 『絆』 で結ばれる学園は、他にあるでしょうか・・・。
　応援合戦に優劣はありませんが、迫力満点の気持ちのこもったリーダーたちの頑張りに、見ている大人たちも勇気と感動をもらいました。

　６月15日(日)午前９時、記念すべき『むくのき学園 第１回運動会』が、号砲の合図が鳴り響き開会しました。早朝より、ご来賓・地域・保護者の皆様方のあたたなご声援を受ける中、児童生徒たちは堂々の入場行進をしてくれました。少し緊張の面持ちもありましたが、中学生の手本となる行進や、小学生の多少不揃いでも元気いっぱいの行進には惜しみない拍手が送られました。
　集合隊形も中学生が小学生をはさむように並び、体操隊形への移動などもスムーズに行えました。
　　　　　 テーマ　「絆 〜最高の笑顔で楽しもう〜」

　６月15日(日)、梅雨の中休みを思わせる青空のもと、午前８時に正門を開門しました。朝早くからご来校いただきありがとうございます。いよいよ、小中一貫校になって初めての 『むくのき学園 第１回運動会』が始まります。