入浴し、夕食をとったあとは、星空観測です。
残念ながら、宿舎の大望遠鏡の調子が悪くて、予定を変更することになりました。星座早見盤と双眼鏡を使って、屋上で天体観測です。４年生のときに習った星座早見盤の使って、星を探します。子どもたちはお互いに教え合いながら、使い方を思い出しました。
屋上に上がると満天の星空が待っていました。床にレジャーシートを敷いて寝転がりながら星空を眺めました。天の川や流れ星、人工衛星も見ることができました。暗くて写真は撮れませんでしたが、星々の輝きに子どもたちはたいへん感動していました。

昼の活動が予定よりも早く終わり、時間に余裕ができたので、散歩に出かけました。宿舎のそばにある樹齢５００年を越えるトチノキを見に行ってきました。とても大きく迫力がありました。

現地はいい天気ですが、あちこちに雨雲が見られます。星空観察までに晴れてくれることを期待しています。朝の行動の遅れの反省を生かして、今は時間をきちんと守って行動できています。１組は林業体験を、２組は沢登りを１６時頃に終えました。宿舎に戻り、入浴までの時間は今日の日記を書いて部屋で過ごします。

沢登りの体験学習です。子どもたちはヘルメット、レインコートを着て、長靴を履き沢に出かけていきました。班のメンバーで協力して、滑りやすい岩を、手を引きあって登る姿が見られました。目的地まで全員無事に登り切りました。マイナスイオンをいっぱいに浴びて、みんな頭からびちょびちょに濡れて楽しんでいました。水着でやった方がいいかもしれないぐらいでした。最後の滝では、直接、流れに打たれていた子どももいたぐらいでした。

林業体験をしています。子どもたちはヘルメットをかぶり、のこぎりを腰につけて、森に入っていきました。宿舎の係の方が、チェンソーで立ち木に切れ目を入れ、ロープで引いて木を切り倒す様子を見ました。木が倒れる瞬間はすごい迫力で、子どもたちは「うおー」と思わず声を上げて興奮していました。つづいて、１ｍごとに木を切る作業をしました。切り株の年輪を数えてみると、樹齢３８年と分かりました。「これ、しんどいけど、めっちゃ楽しい」と普段の生活ではできない体験を満喫していました。