常盤小学校からは、教頭先生と栄養教諭のT先生、校内給食指導担当のK先生、8名の給食調理員さん、PTA役員・実行委員の方2名と、そのお子さん3名の計16名が参加しました。
前半は展示物見学。給食や食に関するさまざまな展示物がありました。食育についての説明や旬の野菜について、これまで発行した給食だよりや食すこやか通信などなど。
「“こ食”に注意しよう!」の展示もありました。“こ食”の「こ」は、『孤・個・固・小・粉・濃』の漢字をあてはめます。
『孤食』…1人で食べる。(好き嫌いを助長する。社会性や協調性が育ちにくくなる。)
『個食』…家族それぞれの食卓で別のものを食べる。(栄養が偏る。協調性が育ちにくくなる。)
『固食』…決まったものだけを固定して食べる。(栄養のバランスがくずれ、生活習慣病を引き起こしやすくなる。)
『小食』…食べる量が極端に少ない。(発育に必要な栄養素や、活動のためのエネルギーが十分にとれない。)
『粉食』…粉を使ったやわらかいものだけを食べる。(かむ力が育たず、あごや歯の発達が不十分になる。食べ過ぎによる肥満になりやすくなる。)
『濃食』…味の濃ものでないと満足して食べられない。(味覚が育たない。生活習慣病になりやすくなる。)
これら6つの“こ食”を避け、正しい食習慣を身につける必要がありますね。
後半は試食会。献立は、「さけのマリネ」「なめこのみそ汁」「ツナ大豆そぼろ」「りんごのクランブル」でした。なめことひきわり大豆が新採用の食品です。りんごのクランブルは、卵と乳製品を使わない食物アレルギー対応食です。なかなかおいしかったようですよ。今回の試食で評判がよかったら、新メニューとして登場するかもしれませんね。