5月29日 「ぐんぐん走ったよ!ソーラーカー」《理科》 【4年生】屋上プールに出ただけで,モーターがぶんぶん回りだした。 「先生,もう回ってるわ。」 昨日あまり走らなかった車も勢いよく走っている。 ちょうど,太陽の南中だ。ソーラーパネルの角度調節も簡単でいい。そのままぐいぐい進む。 でも,今日の課題は車を走らせることではない。 当たる光が強いとモーターが速く回ることは分かったが,そのことを検流計を使って実際に調べること。ゆっくり回る時の検流計の針の振れを確かめること。光が当たらないとモーターは回らずに,検流計の針も振れないこと…これらを短時間に調べないといけない。 「先生,見て見て。」(画像は放課後撮影したものです。) 自由にやっている中からこんな発見がありました。どうやら,授業で使っている光電池はまるで複数の乾電池が内部でつながっているような感じです。縦半分を隠しても電流が流れますが,プラス側(あるいはマイナス側)を隠すとモーターは回りません(電流が流れていない)。 そこで質問, 「プラス側(マイナス側)を隠すとどうしてモーターは回らないの?」 「回路になっていないからだと思います。」 答えがすぐに返ってきました。 ※配布文書に動画をアップしてあります。ご覧ください。 5月29日 「煮干しの胃の中を観察しよう」《理科》 【5年生】今日は,海に棲む小魚もプランクトンを食べているかを確かめることにしました。煮干しを前日にお湯につけて柔らかくしておき,解剖しやすいよう準備しておきました。 教材提示装置で手元を拡大して表示し,煮干しの解剖の仕方を説明しました。また,各班には煮干しを解剖した図を用意し,それも参考にしながら1人1匹解剖することにしました。 「いや〜。」 「こわい。」 という声も聞こえましたが,体のつくりを学ぶ上でも,取り組んでもらうことにしました。 「どこが胃ですか?」 内臓を取り出して,さらに解剖していくと,白いY字型の臓器が見えてきます。これをすりつぶしてスライドガラスに擦り付け,スポイトで水を数滴たらしてカバーガラスをかけます。 顕微鏡で観察すると… たくさんのプランクトンが見えました。ボルボックスやケイソウなどを観察することができました。しばらく観察していると, 「先生!ミジンコです。」 「見せて,見せて!」 ケンミジンコを見つけた子どもがいました。すごい!大発見ですね。 煮干し(カタクチイワシ)は,海の中にいるプランクトンを食べていることがわかりました。 5月29日 「元気に泳いでいます!」《理科》 【5年生】水槽のプランクトンや水草などを食べて,すくすく育っています。 5月28日 「サン,SUN,ソーラーパワー!」《理科》 【4年生】給食の後も青空が広がっている。雲はない。南中は過ぎたが,太陽は高い…ソーラーカーを走らせる絶好のチャンスだ。 ただ,朝方と違って真上からの太陽は1階の廊下に影を作っている。運動場は使えない。屋上はどうだろうと職員室で悩んでいると,「プール」というアドバイスが返ってきた。 いつもなら,清掃時間が終わった後,5限目が始まるまでに連絡帳を書くが,今日は後回し。とにかく2人に1台でもいいからソーラーパネルを取り付けた車を完成させなければいけない。前回組立てたものは分解しているからだ。 屋上に上がる。 コンクリートに太陽熱が吸収されていて少々熱い。手に持ったままブーンと勢いよくモーターが回りだした。 モーターとタイヤに輪ゴムをかける。前回は,これでピタッと動きが止まった。輪ゴムの張力に電気の力が負けてしまっていたのだ。 今日はどうだろう。おそるおそる輪ゴムをかけてみる。 「回った!」 手に持ったままではなくて,床に置いてみた。するすると走り出す車,少し走って止まる車。なかなか走り出さない車… 走っている子のソーラーパネルは,うまく角度が調節されていて太陽の方を向いているようだ。 10分ぐらいすると,走り出す車が増えてきた。びっくりするほどのスピードが出ている車もある。 今度は全員が動かせるように,あらかじめソーラーパネルを設置したままおいておくことにしよう。 明日も晴れそうだ。 5月28日 「先生,カメラ貸してください!」「失礼します。先生,カメラかしてください!」 と呼びかけられました。 (何を撮りたいのかな?)と不思議に思ってついていくと,運動場と学習園の間の側溝に,マリーゴールドが咲いていました。 (よく見つけたなあ。)と,感心しました。 このマリーゴールドは昨年度の3年生が植えて実を結んだものです。その種が側溝にこぼれて芽を出したようですね。発見したのは4年生!自分たちの育てた植物との思いがけない邂逅ですね。一輪の花にも興味を抱く優しい心がうれしいですね。 土がわずかな中でも,命を輝かせていました。 |
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