「くいち が く くに じゅうはち ……」
木曜日からの作品展に向けて、本校も分校も、作品の総仕上げに取りかかっています。そんな中ですが……
「くいち が く くに じゅうはち ……」 2年生の教室からは、今年も、九九の暗唱の声が聞こえてきます。友渕小だけでなく、日本中の小学校では、2年生の教室から九九の暗唱の声が聞こえているでしょう。 小学校の算数の学習において、「九九」が今後の算数学習の基礎となることは、昔も今も変わりません。日頃、やさしい先生も、ちょっと「鬼」と化して、覚えているか厳しいチェックがはいっています。今は厳しいかもしれませんが、これを乗り越えたら3年生からの算数がもっと楽しくなるからね。 がんばれ2年生。 10年後の友小の教室には、タブレットパソコン、電子黒板などICT機器がたくさん入っているでしょう。それでも、昔と変わらず、秋の2年生の教室からは、子どもたちが元気に九九を暗唱する声が響き渡っていることでしょうね。 大きなテレビ こんな使い方もしています vol.4
5時間目の8組は、道徳の授業。今日のテーマは、「正直で素直な心」についてです、まずは、教材資料「すみおくんのうそ」から、すみおくんがうそをつくに至った様子を読み取ります。
低学年の子どもたちにとって、場面や粗筋を読み取るヒントになるのが、挿絵です。先生は、挿絵を大きなテレビに映してから教材文を読み聞かせています。子どもたちは、うなずいたり、つぶやいたりしながら場面の様子を読み取っていきます。 すると、先生がリモコンを取り出し「ピッ」… 何と、次の場面の挿絵が出てきました。 このテレビ、SDカードをそのまま差し込むことができるので、デジカメ等で撮った写真をリモコン操作だけで、簡単にスライドショーができるのです。 子どもたちは、大きなテレビに映しだされた挿絵を見ながら、しっかり場面を読み取り、「正直で素直な心」について考えてました。 大きなテレビ こんな使い方もしています vol.3
1年5組の国語の学習 今日は、作文の勉強です。
先生が書画カメラを使って、教科書を大きなテレビに映しています。そこで、大切なポイントを指導する際には、書画カメラのズーム機能を使い、テレビにその箇所をアップで映していました。確かに、確認しやすいですよね。子どもたちもうなずきながら、先生の説明を聞いていました。 それと、もう一つ。子どもたちの机の上を見るとお手本となる教科書がありません。お手本は、テレビに大きく映っているので教科書を机の上に出さなくても大丈夫。そうすると、机の上を広く使えるので、子どもたちは良い姿勢で、丁寧に字を書くことができていました。 「わかった!」 「できた!」 習熟度別少人数学習
3時間目、3年6組の前を通ると、国語の学習をしているのですが、いつもと何か雰囲気が違います。よく見ると、6組の子どもに混じって、5組の子どもたちも一緒に勉強しています。なぜ???
3年生の国語では、説明文「もうどう犬のくんれん」という教材に取り組んでいますが、2学級ずつペアになって次の3つのコースに分かれて学習しています。 〇「のびのび」コース 先生の助言やアドバイスを受けながら、読み取りをすすめていく。 〇「うきうき」コース 先生にヒントをもらい、友だちと協力しながら読み取りをすすめていく。 〇「のびのび」コース できるだけ自分たちの力で読み取りをすすめていく。 今日のめあては、どのコースも「もうどう犬の心がまえをまとめる」こと。つまり、どのコースも学習で到達する目標は同じで、教科書の内容も確実に学習します。進度も、原則として同じです。違うのは、授業の支援や手だてということになります。 子どもたちからは、(自分のペースでできるので)「とてもわかりやすかった」「できるようになった」など、学習意欲の高まりや学びの実感、達成感をもって自分の学級へ戻ってくる子も多いようです。 ※ 友渕小では、3〜6年の国語・算数において、単元を選んで習熟度別少人数学習に取り組んでいます。 作品展に向けて
27日から開催される作品展に向けて、どの学年も工作の作品作りに取り組んでいる学級が多く、校舎には絵具、紙粘土、ボンド等のにおいが混ざって何とも言えない香り?の一日でした(笑)。
「見て見て これ バス停やねん」 「見て このぼうしかわいいでしょ」などなど、それぞれの子どもたちが目を輝かせ、自分のイメージを造形することを楽しんでいます。完成がとても楽しみですね。 今年は分校に体育館も完成し、ゆとりを持ってみていただくことができると思いますので、ぜひご来校いただき、個性あふれる子どもたちの作品をご覧いただければと思います。 ※ 写真は、上から1年4組、2年3組、3年5組の学習の様子です。 |
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