11月28日(金)に、【第36回朝鮮子ども会発表会】が行われました。
本校では、1978年に「朝鮮子ども会」の活動が始まり、児童や教職員は変わっても、民族教育・多文化共生教育の取り組みは、脈々と受け継がれてきた伝統ある行事です!
今年も、5月から週1回、子ども会の活動を頑張ってきた3人の児童が、練習に練習を重ね、日頃の頑張りや想いを表現しました。
自分たちにルーツのある韓国・朝鮮の民族衣装を身にまとい、音楽「ソゴチュム」を奏でながら登場しました。
応援に駆け付けてくれた矢田北小学校の仲間たちと「キムチのうた」を歌い、朝鮮子ども会の活動報告とキムチクイズを行いました。
韓国・朝鮮の昔話「ホランイのしっぽ」の劇(写真)を、全校児童の前で発表しました。
また、1・2年生はハングルで「ケグリの歌」を歌い、3・4年生は「ハングルの紹介」と「伝統楽器の演奏」を行い、5年生はハングルを交えて「スマイルアゲイン」を歌い、6年生は「アプロ」の合奏をし、1〜5年生が歌いながら、踊り、「タンシンチュル」(写真)もアプロの音に合わせて行いました。
堂々と自身のルーツについて表現する児童に感動し、また、発表を通して、韓国・朝鮮の文化にふれ、多くのことを学び、隣の国である韓国・朝鮮に関心を持つことができました。多くの仲間に支えられ、これからも、自分のルーツに誇りを持って生きて行ってほしいと願っています。全児童がいろいろな「ちがい」をよいところと受け止め、認め合える大人になってほしいと願い、そして、信じています。
これからも、矢田東の民族教育・多文化共生教育についてのご理解と支援をお願いしたいと思います。