夏休み 先生たちも勉強していますわいわいプール 大賑わいでした5年 林間学習 3日目
7月28日(月)いよいよ林間最終日です。
この日の活動は、焼き板ペイントと、もちつきです。 焼き板ペイントは、昨日、たわしや古い布で磨いた焼き板に絵をかきます。鉢伏山に、魚、花火、星・・・この3日間で見たもの、体験したものをすべて絵にしようとしている子がいました。また、一緒に活動したグループのみんなの名前を書いている子もいました。どちらも、思い出がたくさんつまった焼き板になりました。すばらしい宝物、大切に飾ってほしいです。 もちつきは、3つのグループに分かれて活動しました。一人10回ずつ、大きな杵でもちをつきます。なかなか臼の真ん中に杵を下ろすことができず、臼の周りを叩いてしまう子もいましたが、友だちの声援に励まされ、力いっぱい杵を振り下ろしていました。 できあがったおもちは、小さく丸めて、宿舎の方が作った豚汁の中に入れていただきました。「この後、バスに乗るので、食べ過ぎには注意してね。」という先生のお話がありましたが、あまりのおいしさに、おなかいっぱいになるまで食べていました。 昼食後、いよいよ出発の時です。子どもたちはバスの窓から、お世話になった宿舎の方に力いっぱい手を振っていました。バスが動き出しても、だんだんと離れていくハチ高原を名残惜しそうに見つめていました。 子どもたちにとって、この3日間は、貴重な経験の連続でした。大阪では接することのできないような自然にたくさん触れたこと、山登りやキャンプファイヤーなどに友だちと一緒に取り組んだこと、保護者の方から離れて、自分たちで生活をしたこと・・・。一つ一つの経験から、子どもたちが大きく、たくましく成長したことが感じられる3日間でした。5年生の子どもたちには、これからもこの経験を生かし、一層成長した姿を見せていってほしいものです。 5年 林間学習 2日目
7月27日(日)目を覚ますと、昨日とは打って変わってバラバラと音を立てて雨が降っていました。
気温は18度。昨日の約半分の気温です。 今日の予定は、午前中に魚つかみとアスレチック、昼食は、自分たちでカレーを作り、午後からは焼き板みがき、そして夜はナイトハイクと星の観察、花火と、盛りだくさんのスケジュールです。この雨では、できないこともいっぱいあるのでは・・・。朝起きたときは、そう思っていました。 ところが、朝食を終えたころ、いつの間にか、雨が上がっていました。それどころか、少しずつ、晴れ間も見え始めています。これならいけるぞ!子どもたちも大喜びでした。 まずは魚つかみです。近くの小川へ行くと、放流されたマスがあちらこちらに泳いでいるのが見えました。水に足をつけると、氷のように冷たかったのですが、子どもたちはそんなことを気にすることもなく、一生懸命魚を追いかけます。ところが・・・ 「キャー!」「あかん、ムリ。」「わあ、動いたぁ!」「いやや、こわい!」大騒ぎです。 生きた魚に触るのは、初めてという子どももたくさんいて、指先でそっと触れるのにもおっかなびっくりです。やっと捕まえたと思ったら、動く魚に驚いて、思わず手を放してしまう子もいました。 それでも何とか全員が魚をつかみ、その場でスタッフの方に塩焼きにしていただきました。あれほどこわがっていた子どもたちも、魚はきれいに食べました。苦労して捕まえたことと、魚が新鮮なこと、そして、美しい自然の中で友だちと楽しく食べたことで、とってもおいしく感じたようです。 昼前には、すっかり天気が良くなり、朝は雲の中にあった鉢伏山も、また顔を出しました。おかげでその後の活動も予定通り実施することができました。 カレー作りでは、汗をかきながら協力して野菜を切ったり、火をおこしたりして、おいしいカレーを作ることができました。少しニンジンが固いグループもありましたが、たくさんおかわりをしていました。 夜の活動は、ナイトハイクです。森の中の真っ暗な道を1本のロープを頼りに歩いていきます。大阪の夜とは違って、本当の真っ暗闇です。肝試しではなく、夜の自然の様子を感じ取ったり、昼とは違う虫の声を聞いたりする活動だったのですが、何か音が聞こえたり、カメラマンがフラッシュをたいたりするたびに、あちらこちらで悲鳴が聞こえてきました。 ナイトハイクを終えた頃、空一面に星が広がっていました。大阪ではまず見えることのない数の星が、輝いています。白鳥座、さそり座、北斗七星に夏の大三角・・・理科の時間に学習した星々が、はっきりと見えました。「こわいぐらいの星空やなあ・・・」とつぶやく子どもの気持ちも理解できるような気がしました。この夜に見た星空は、きっと忘れられない思い出となることでしょう。 5年 林間学習 1日目
7月26日(土)待ちに待った林間学習が始まりました。この日から3日間、子どもたちは様々な活動を体験しました。
午前11時30分頃、子どもたちを乗せたバスがハチ高原に到着した時、気温は35度でした。涼しいと思っていた高原は、カラッとしてはいるものの大阪と変わらない暑さで、雲一つないお天気でした。後で宿舎の方に聞いたところ、今年一番の暑さだったそうです。 昼食、開舎式を済ませ、いよいよ鉢伏山への登山です。 一人ひとり、凍らせたスポーツドリンクのパックをもらい、グループごとに出発しました。 友だちどうし励まし合い、時には休憩もとりながら、一生懸命歩きました。気温が高い分、疲労も大きくなります。それでも、ゆっくり時間をかけて、一歩、一歩、登っていきました。 そして鉢伏山の山頂へ到着した時、はるか下に宿舎が見え、「こんなに高いところまで登ってきたんだ。」と驚く子もいました。 夕方、日が傾きかけた頃、全員がゴール地点にたどり着きました。みんな疲れた顔をしていましたが、「やり遂げた」というすっきりとした表情も見られました。 その日の夜は、キャンプファイヤーでした。その頃には登山の疲れも吹き飛び、ダンスやゲームに楽しく参加しました。それぞれが「この時間を盛り上げよう」「みんなで楽しもう」という気持ちをもって参加し、友だちの演技にも熱心に拍手やかけ声を送っていました。 その夜は、10時に消灯でしたが、ほとんどの子どもが、すぐに寝息をたてていました。 |
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