1月17日 「へいわってすてきだね」〜朗読・合唱を聴こう〜 【6年生】「沖縄と聞いて,何を思い浮かべますか?」 子どもたちは, 「ハイビスカス・シーサー・暖かい島…。」 など南国で平和なことを思い浮かべたようです。 「沖縄は太平洋戦争で戦場になった土地です。平和について考えましょう。」 沖縄は太平洋戦争で数多の方々が亡くなった戦場です。毎年6月に戦没者の方々の追悼式が行われます。追悼式では,自分の作った詩を読みます。その追悼式で与那国島の6歳の子どもが書いた詩に感銘を受けた絵本作家がいます。 大阪市北区在住の長谷川義史さんです。長谷川さんが絵本にまとめるに至った経緯についても教えてももらいました。この絵本は,昨年の絵本大賞の第一位になったものです。 内部先生による朗読が始まりました。 子どもたちは,内部先生の優しく,力強く語りかける声に耳を傾け,絵本のイラストをじっと見つめていました。 朗読の後, 「自分が守りたいものは何ですか?目を閉じて,イメージをしましょう。」 と,問いかけました。 「平和ならば,これが守れる。戦争をすればこれが奪われます。平和が続くように,みんなができることを頑張ってくれるように願っています。」 「たぬきの糸車」(合唱) 歌・語りからその世界を想像し,時にはリズムに体を揺らしながら聴いていました。 質問タイム 戦争当時のことを教えていただきました。 「この時代は遊ぶことが難しい時代でした。本はよく読みました。」 「食べ物がなく,配給された少しのお米で30日間過ごさないといけない。月に2〜3回,魚か野菜がもらえるかどうか。」 内部先生は次のように話されました。 「戦争が終わって70年。だんだん戦争当時を知る人は減ってきています。もし,近くに戦争を知る人がいたら,話を聞いてみてください。」 地域の方はこのようにも話されました。 「なぜ,あのとき戦争に反対しなかったのだろう。でも,反対できるような時代ではありませんでした。今後は,反対しなければならない。」 これからもずっと平和が続くように,平和な時代をみんなでつくっていきましょう。 内部先生,ならびに地域の皆様,ありがとうございました。 1月16日 「土曜授業のご案内」
あすは,土曜授業です。
1年生:本に親しもう 8:50〜9:35 【図書室】 <読み聞かせボランティアグループ「え・こ・と・ば」 様> 2年生:いのちのふれ合い授業 9:15〜10:15 【多目的室】 <豊崎いのちのふれ合い授業実行委員会 様> 3・4年生:いのちの大切さ 〜災害時の救援活動と防災の重要性〜 10:00〜11:00(講 演) 【講 堂】 11:05〜11:35(装備品の展示見学)【講堂と運動場】 <防衛省 自衛隊大阪地方協力本部中央地区隊・荒巻 靖隆隊長 様> 5年生:いのちのふれ合い授業 10:35〜11:35 【多目的室】 <豊崎いのちのふれ合い授業実行委員会 様> 6年生:「へいわってすてきだね」〜朗読を聴こう〜 9:45〜10:30【音楽室】 <内部 恵子 様 ならびに 地域の方々(合唱等)> ご多用の折りとは存じますが,ご都合のつく時間帯で結構です。多数の方に観に来ていただきますよう,ご案内いたします。 1月16日 「重いものを楽持ち上げよう」《理科》 【6年生】「バールでくぎを抜いたり,じょうぶな棒で重いものを持ち上げたりして,楽に作業できる方法を見つけましょう。」 前回の授業ではくぎ抜きをして,てこの原理を体感しました。今日はじょうぶな棒で重いものを持ち上げる活動をしました。写真は,今日の活動のようすです。 ・手でおす位置を変える。 ・ものを下げる位置を変える。 ・棒を台にあてる位置を変える。 子どもたちは,いろいろ試しながら,楽にものを持ち上げる方法を探します。 「すごく重い!!!持ち上がらないわ!」 「これはすごく軽いなあ。全然違うわ。ほら,試してみて。」 グループの中での意見交流も活発になっていきます。 活動後,みんなで感じたことを発表し合いました。 「おす位置が中心からはなれた方が楽でした。」 子どもたちは,相手に伝わるように言葉を選びながら発表します。 ここで,理科で使う用語(支点・力点・作用点)の学習です。 この用語を使うと,説明しやすくなりました。 さて,次回の学習課題は,「てこをどう使えば,重いものを楽に持ち上げることができるのだろうか。」です。今日の学習を振り返りながら,一つずつ条件を変えていき,結果・考察へとつなげていきます。 1月16日 「電磁石にも極はあるの?」《理科》 【5年生】昨日の実験と合わせて,わかったことをノートに書きました。 ○電磁石にも,両はしにN極とS極があること。 ○電流を流したときだけ,磁石になること。 ○電流の向きを逆にすると,電磁石の極も逆になること。 がわかりました。 1月16日 「能楽体験(1)〜稽古のはじまりです!〜」《総合》 【4年生】「能」という漢字を使う言葉には,才能や能力,芸能などたくさんあります。 「能」という言葉には,何かがある,ある力を持っている,など「優れた」という意味があります。 優れたものを演じることが,能楽であることを教えていただきました。 能楽は,650年も前の室町時代からある日本を代表する伝統芸能です。 観阿弥と世阿弥の親子が能楽を完成させました。足利義満が能楽を認め,この2人を守ったことで能楽が非常に栄えて高度な舞台芸能へと大成されました。 特に,戦国時代にいろいろな武将がいた中で,徳川家康や織田信長や豊臣秀吉がこよなく愛し,保護されました。 能楽は,ユネスコの世界遺産にもなりました。能楽が世界で第一番に選ばれたことを踏まえ,日本にはすばらしい伝統芸能があり,今後も大切にしていってほしいという願いを話されました。 能楽では,笛,小鼓,大鼓,太鼓の楽器が使われますが,今回は小鼓(こつづみ)を体験します。 小鼓はばらばらに分解されます。小鼓の革は,仔馬の革を使っています。胴で共鳴させて音を鳴らしています。紐で毎回結んで組み立てます。 久田先生に小鼓を打っていただき,ポン,プ,チ,ポンという4種類の音を聴かせてもらいました。 「打ち方がちがう。」 「人差し指だけや。」 「今度は薬指と中指だ!」 小鼓は,下から打ち上げて音を鳴らします。世界でも,小鼓だけが下から打ち上げる楽器です。 小鼓を打つときは,掛け声もあります。 「よ〜。」 「ほ〜。」 「いやあ〜。」 の3種類があります。 仕舞のグループの人は,小鼓を見ることは発表会当日までありません。能舞台でひとりで舞います。 まず,山本先生と久田先生に「高砂」の謡を披露していただきました。 ※クリックすると,謡を聴くことができます。 全員で,「高砂」の謡を山本先生に続いて謡いました。 「たかさごや〜。このうらぶねにほをあげ〜て〜…」 能特有の節回しや普段とは違う言葉づかいがあり,難しいです。しかし,声もよく出ていました。次の稽古までに覚えてきましょう! |
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