2月27日 「水を冷やすと…」《理科》 【4年生】水を入れた試験管をビーカーの中に立て,その周りに氷を入れる。 温度計をスタンドにつるし,試験管の水に入れる。 食塩をまぜた水を氷にかける。 食塩をまぜた水は何の役に立つのだろう。とにかく凍らせるのにいいらしい……自分たちで食塩水を作ってみた。 ※凝固点降下です。 さて,試験管の様子は… 「おっ,ゆらしても動かへん。」 「何が?」 「試験管を動かしても,水がゆれへんねん。」 試験管をビーカーから抜いてみると, 「わっ!かちかちや。」 実験の進み具合は各班で異なる。すぐに凍らなかった班は,水と氷が混じっている時はずっと温度が零度のままだということを発見した。 凍った後は,温度計の目盛りが零度より低くなっている。 そのうち,どこかから, 「試験管が割れました。」 という声が聞こえてくる。 「なんで割れたんやろ…」 はやく実験が終わった班は,別の試験管に水を入れて,印をつけて,再度ビーカーに入れてみた。 あれあれ,試験管の中の氷は,さっきつけた印より盛り上がっているぞ。 小さな容器に水をすりきりいっぱい入れてラップシートと輪ゴムでふたをしたものを冷凍庫に入れておいた。 ………結果は来週の理科の時間のお楽しみ。 2月25日 「練習が続きます」《体育》 【4・5年生】V字バランスで足を持ち上げるのはできる。手を水平に保つ。ここまでは何とか大丈夫だ。そのままの姿勢を10カウント我慢する。足がプルプル震えてくる。膝が曲がってきた。手で上半身を支えてしまった。これではM字バランスだ。でも,ずいぶんできるようになってきた。 次いで,二人一組。倒立は一気に足を蹴りあげるのがコツだ。 今日は,新たに4人グループになって,サポートしながら滑り台から前周りの連続技を練習した。 あっという間の45分間。今日は暖かく,身体の動きも滑らかだったね。 2月24日 「湯気やあわの正体」《理科》 【4年生】そこで,今日の課題は「湯気やあわは,水が変化したものだろうか」。 丸底フラスコに入った水を熱して,丸底フラスコの口の上に金ぞくのスプーンを近づけてみた。 「うわっ,くもった!」 しばらくしてから見ると,スプーンに水てきがついていた。 でも,これだけでは正体はわからない。 次に,(しぼんでいる)ポリエチレンのふくろをセットしたろうとを,水が入ったビーカーに入れて熱してみた。 ふっとうさせると,ふくろがふくらんだ。熱するのをやめると,ふくろがしぼんだ。しぼんだふくろには,水がたまっていた。 さて,ふくらんだのはなぜだろう? 熱するのをやめると,しぼんだのはなぜだろう? 先週の実験を思い出した子が, 「丸底フラスコの水の量がへっていた。」 と言っている。 へった水は,ふくろの中の水と関係がありそうだね。 2月24日 「地域花いっぱい運動 花のプレゼント式」 【全学年】まず校長先生からの話,続いて児童代表による「プレゼントのことば」の後,いよいよ地域の方々に子どもたちが植えて育てたパンジーとビオラの花鉢をお贈りします。 今年度は,プラグ苗といって,種から発芽させた小さな苗をビニルポットに植え替えたものを大きく育て,花鉢に再度植え替えしました。いつも温かく見守っていただいている地域の方々へ感謝の気持ちを込めて育ててきました。 新聞・整備委員会の子どもたちが1年生と2年生の子どもたちを案内し,お越しいただいた地域のみなさんおひとりおひとりに花鉢を手渡し,プレゼントしました。地域の方々は大変喜んでおられました。 豊崎地域を代表して小玉様と,豊栄会代表の永野様からお礼のお言葉もいただきました。 豊崎の町が花いっぱいになることを願って,全校児童で「野に咲く花のように」を歌いました。 豊崎のまちが花いっぱいになればいいですね。 2月23日 「能楽発表会」《総合》 【4年生】大阪能楽会館まで徒歩で移動。会館の中に入ると,大きな能楽堂が目の前に飛び込んできます。思わず息を飲む子どもたち。緊張感が高まってきます。 能舞台のことについて,山本先生から話を伺います。 「橋懸(はしかがり)の脇にある3本の松の大きさがちがうのはなぜでしょう。」 「遠近感を出すためです。」 「能楽堂の下には,白洲(しらす)という白い石があります。どうして白いのかな。」 「太陽の光を反射させるためです。」 予めいただいた,『学んでみよう能・狂言』の冊子をよく学んできましたね。 2階の桟敷席からの眺めや舞台裏も見学しました。ワキ方やシテ方,囃子方の控室や,稽古で使う舞台も拝見しました。 切戸口から出入りの練習をして,いよいよ本番。6m四方の総檜造りの本舞台で発表をします。 今年から,来年能楽体験をする3年生も見学します。地域の方々や保護者の方も会場に詰めかけ,胸が高鳴ります。 まずは仕舞のグループが,高らかに「高砂」の謡を謡いました。次に,小鼓のグループが「高砂」の謡にあわせて鼓を打ちます。すんだ音色が響いていましたね。 続いて,仕舞のグループが「老松」の仕舞を1人ずつ舞いました。 最後に,能舞台で記念撮影。発表を終えた子どもたちの満足そうな顔が印象的です。やり遂げたという,達成感を味わってもらえたのではないでしょうか。 4年生は朝から緊張しています。帰校後,尋ねてみても,やっぱり緊張したとの感想。そうその緊張感が張りつめている感覚をよく覚えておいてくださいね。 お礼の手紙を書いています。 稽古のこと,発表会のこと,今後のこと,心を込めたお礼。以上の観点でお世話になった先生に感謝の気持ちを込めた手紙が届くといいですね。 そして,くりかえし先生がおっしゃったことは, 「一人でするのではありません。みんなで能を演じる。」 ですね。これからの学校生活にも,この体験がきっと活きてくることでしょう。 見学した3年生の感想です。 ◆「あんなに長い台詞を覚えるのは大変で,すごいなあ。」 ◆「4年生がかっこよかった。」 ◆「自分たちもここで発表したいな。」 日本が誇るべき独自の文化に触れることができる有意義でまたとない特別な機会でした。また,練習の成果が発揮できましたね。 能楽の稽古は今日で終わりますが,礼儀,作法の学習は今後も続きます。 |
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