卒業生を送る会3月7日(土)は、卒業生を送る会を土曜授業で行いました。 13名の6年生を拍手で迎え、1人1人の趣味や好きなことを当てるクイズから始まりました。全員がお互いの顔と名前を知っているからこそ、できるクイズです。 5年生が司会をがんばっていました。 在校生からは、寄せ書きのメッセージボードが贈られました。お返しに、6年生からは雑巾と、給食の時のごみ箱をもらいました。ごみ箱のかわいいデザインは、それぞれ考えて作ってくれたそうです。 それから、各学年が歌や合奏・漫才やコントなど、気持ちをこめてお祝いの発表をしました。聞いている6年生も、笑顔で楽しそうに見守っていました。 1年生は、すてきな合唱と「さんぽ」の合奏が上手でした。一番、6年生にお世話になった学年です。大きくなった姿をしっかり見てもらいました。 2年生は故郷を思う沖縄民謡を、最後は「敷津小を思う歌」に歌詞を変えて、元気いっぱいに歌ってくれました。 3年生は、合奏の後に一人一人が側転や跳び箱の技を見せた後に一文字ずつ掲げ、卒業生へのメッセージを伝えました。 4年生は、6つのチームに分かれて漫才やコント、オリジナル曲の演奏など楽しい発表を見せてくれました。 5年生は、寸劇の後に「威風堂々」を合奏してくれました。14名と少ない人数ですが、これから6年生になろうという気もちの入った、背筋の伸びるような演奏で感動的でした。 そして、金管バンドクラブも演奏します。6年生は今日が最後の演奏。「世界でひとつだけの花」と嵐の「Happiness」を演奏しました。 教職員からは、6年生が3・4年生の時に学芸会で演じた音楽劇「西遊記」をこっそり練習し、準備をしていました。 ♪さるるる ぶたたた かっぱっぱ♪ 大人たちの仮装や演技に笑いながらも、2年前を思い出し、声を合わせて歌ってくれました。 最後の曲「さあ 天竺へ」を、「さあ 中学へ」と歌詞を替え、音楽専科の増田先生のピアノで歌いました。 ♪つらいときもくじけない すてきななかま そばにいる めざせ 中学 はるかな旅を 終えれば 大人になれる 行こう 中学♪ 敷津小の仲間が、新しい旅立ちを応援しています! 6年生は全員で、低学年を喜ばせるために「ようかい体操第一」を合奏してくれました。「みんな踊りにおいで!」と言われて、いっぱいの子ども達がうれしそうに踊っていました。6年生の優しさを感じます。それから、グループに分かれてダンスや歌を披露してくれました。 花のアーチで見送り、一つの大きな行事が終わりました。 最後の6年生からのあいさつにもありましたが、残りの短い間にも、まだ一緒に思い出を作れたらと思います。 【担当:校長】 「世界の子どもたち」 〜ユニセフ募金の取り組み〜卒業直前の6年生恒例の取り組み 低学年のころから、毎年、先輩たちの行動を見てきて 最後に当事者になります 今回は、子どもたちが選んだ画像をパワーポイントで映し出しながら、自分たちの調べたことを発表しました 世界中に5歳までに命を落とす子どもが630万人もいる その主な原因は 肺炎 下痢 マラリア いま私たちができること 100円でできること 水をきれいにする薬86錠 病気を防ぐワクチン7回 ビタミン剤100錠 200円で 毛布1枚 自分のおこづかいから少しでも協力したい と 全校朝会で呼びかけました 住友化学が開発した マラリアを予防するための 殺虫剤を塗りこんだ蚊帳 を みんなに示しました そこに至るまでに カカオ農園で働く子どもの映像 (自分たちが採って集めているカカオ豆がチョコレートになることを知らない) を見てみんなで考えたり 資源と技術と資本のあるなしで世界の不平等不均衡を体験する「貿易ゲーム」に取り組んだり 日本の給食の歴史を調べたりしてきました (戦後すぐにユニセフからパンと脱脂粉乳を贈られて学校給食が始まった) 私がこの子たちと出会ったのは 入学式で1年生を迎える2年生の春 教室は職員室のそばで いつもちょこまか動き回っていたかわいらしい子たちだった そして今 ぐんぐんと大きくなって 世界を語ることができるようになった 旅立ちの日まであと少し 頼もしく見守り 温かく見送り、見届けたい (教頭発) 3年生・クラブ体験2月27日(金)は、3年生が「クラブ体験」をしました。 4年生からは、クラブ活動に参加できます。 どんなクラブにしようか、わくわくしている3年生達が、活動の場を見学。講堂でのスポーツクラブや家庭科室の調理・手芸クラブなど、各クラブがそれぞれに「うちのクラブは楽しいよ!」とアピールしています。 3年生からは、 「いっぺんに2つのクラブに入れないの?」 「どれもいいなぁ!」 と、迷う声が聞こえてきました。 ひとつひとつの行事の中で、新しい学年に向けての準備が進んでいます。 【担当:校長】 5年生 社会見学 〜地域事業所との連携〜浪芳庵さんのご厚意で、敷津小学校の5年生に体験をというお声をかけていただき、今日の体験となりました。 5年生は、同じお菓子を作る明治製菓へ1月に見学に行きました。大きな工場は、大きな工場の工夫があって、小さな工場は小さな工場の工夫があります。それぞれを学習することができた、いい機会となりました。 実際に、作業される工場に、職人の方が入室されるように、1分間手洗いとエアーシャワーをして、入りました。 工程を一通り見せていただきましたが、思わず拍手と歓声があがったのが、団子の生地づくりです。力強くこねていって、あっという間に生地になったこと。そして、蒸す機械に入れて60分後の状態の生地を見せていただくと、もちもちの生地になっていたこと。まるで、魔法をかけたようで、拍手と歓声があがりました。「今のままで、食べてみたい。」というつぶやきもあったぐらいに、本当においしそうでした。 いよいよ、みたらし団子づくりです。一人4本作りました。工夫をして、形を変えた子がいました。「学校の先生方にも作ろう」という声があがり、みんなで作りました。そういう気持ちになるのが、とても素敵だなと感じました。 あぶるのは、職人の方がしてくださり、15分後に、香ばしいにおいに包まれた団子が運ばれてきました。 たれをつけて、いただきました。できたてをすぐに食べることのおいしさを全員で味わいました。 今日、お家にもお土産を持って帰りました。 是非、ご家族で、体験したお話とともに、お聞きください。 5年生としての最後の社会見学を、全員で参加することができて、よかったです。 【担当:5年生担任 田上】 お祝い食事会〜地域の方との交流〜今日は、6年生が卒業前に地域の方に食事をごちそうになる「お祝い食事会」の日です。ちらし寿司のお弁当と、温かいシチューを用意してくださいました。 浪速区の警察署長さんや交通安全課の方も来られて、仕事や夢について語ってくださったり、これからの生活で気を付けるべきことをお話してくださいました。 子ども達からは、クイズやけん玉、コントを披露しました。 児童数や校庭にある石碑の文字など、敷津小の豆知識をクイズにしたところ、ほとんどの方がよくご存じで、子ども達もびっくりしていました。それだけ、地域の方が学校に関わっていただいているからだと思います。 けん玉では大技が決まり、拍手喝采! そして、コントでは「面白かったわぁ、吉本に入れるで!」と、関西では最大級の褒め言葉をいただきました(笑)。 地域の方も「故郷」を歌ってくださり、子ども達のアンコールに応えて「赤とんぼ」も歌ってくださいました。 窓の外には、梅の花の蜜を吸いに来たメジロが飛び回っています。 部屋の中では、子ども達の成長を祝ってくださる、温かな時間が流れていました。 「卒業式、行くからね!」 地域の方にお声をかけていただき、子ども達も嬉しそうでした。 毎年、こうしてお祝いしてくださいます。 今年も、ありがとうございました! 【担当:校長】 |
|