待ちに待ったチヂミ作り,いや,理科の金属のあたたまり方を調べる=フライパン編。
教室で健康観察と朝の会ではなかった。みんな家庭科室前の廊下で待機している。やる気満々。
今日使う食器やボウル,ざる,フライパン,フライ返しなど大まかな物は,月曜日の放課後に用意してある。こんな時すぐに気持ちよく手伝ってくれる子がいます。ありがとう。もう一度きれいに洗いなおして,テーブルをきれいに拭き,アルコール消毒する。これでようやく調理にかかれる。
包丁はのこぎりのように使わないで,引いて切る。
ねぎは各班のテーブルで切った。おっかなびっくりだが,みんな上手に切っている。
にんじんは,1本を分けるので,前のテーブルに各班から1名ずつやってきて,丁寧に千切りをしている。
前のテーブルでは,シーチキンを7班に分けた。生の肉や魚は小学校の調理では使えないので代用だ。
小麦粉と白玉粉を量って,卵を割りいれこねる。
ヤンニョンは醤油とお酢。小口切りにしたねぎとゴマを加える。
ヤンニョンの味見をして誰かが,
「おいしい。」
フライパンにごま油を多めに入れ,焼く。ひっくりかえしたらフライ返しで押さえつけるように焼くのがコツ。
まだか,まだか。
ようやく全員の分が焼きあがった。小さく個別に焼いた班もあれば,フライパン一面に生地を流し込んで焼いた班もある。それぞれの思いがチヂミをよりおいしくするエッセンスを追加する。
「잘 먹겠습니다」チャールモッケスムニダ(いただきます)
そして,
「잘 먹었습니다」チャールモゴッスムニダ(ごちそうさまでした)