3.11避難訓練3月11日は、東日本大震災があった日。 あの日から、4年の月日が経ちました。 20分休憩に非常ベルが鳴り、地震の発生を告げる放送が入りました。まずは安全を確保するため、運動場にいる人、教室や廊下にいる人がそれぞれ安全のための行動を取りました。 次に、教室にいる児童が運動場に集まり、全員がいるか確認しました。 教頭先生から、東日本大震災で多くの方が亡くなったこと、自分たちにもいつ災害が来るかはわからないことなどの話がありました。 その後「津波に備えて3階と4階に避難しましょう」との指示で、避難しました。先生の指示を聞いて、速やかに行動していました。 今日は、震災で亡くなった方や、家族を亡くした方の痛みに想いを馳せる日です。 訓練を通じて、自然災害の怖さやその際にやるべきことを、理解してほしいと思います。 【担当:校長】 ユニセフ募金贈呈式ユニセフの職員の方に来ていただき 先週からの募金の取り組みの成果をお贈りしました 卒業式まで学校に来るのはあと8回 6年生たちのカウントダウンが始まっています (教頭発) 大阪中華学校との交流 〜真の国際理解教育をめざして〜国際理解教育を長年推進してきている本校としましては、中華学校との交流は大きな財産です。 3月5日、4年生は中華学校との交流会に出かけました。 中華学校の4年生は、男子15人、女子15人の30人。正門をくぐると「こんにちは」と日本語で出迎えてくれました。初めて校舎の中に入る子がほとんどで、ちょっと緊張していましたが、一人ずつ手作りの名札をもらって自己紹介する頃には笑いも出始めました。3つの班に分かれて、ドッジボール、学校比べ、工作などをするうちにどんどん仲よくなっていく子どもたち。とても、素敵な光景でした。 翌日、学級で「昨日、地下鉄の駅で中華学校の○○さんとすれ違って手を振ったよ」というのを聞きました。登下校中、よくすれ違うのに「知らない子」だった中華学校の友だち。これをきっかけに、ちょっと立ち止まって話できる友だちになってくれたらうれしいなあ。 【4年担任:阪口篤】 卒業生を送る会3月7日(土)は、卒業生を送る会を土曜授業で行いました。 13名の6年生を拍手で迎え、1人1人の趣味や好きなことを当てるクイズから始まりました。全員がお互いの顔と名前を知っているからこそ、できるクイズです。 5年生が司会をがんばっていました。 在校生からは、寄せ書きのメッセージボードが贈られました。お返しに、6年生からは雑巾と、給食の時のごみ箱をもらいました。ごみ箱のかわいいデザインは、それぞれ考えて作ってくれたそうです。 それから、各学年が歌や合奏・漫才やコントなど、気持ちをこめてお祝いの発表をしました。聞いている6年生も、笑顔で楽しそうに見守っていました。 1年生は、すてきな合唱と「さんぽ」の合奏が上手でした。一番、6年生にお世話になった学年です。大きくなった姿をしっかり見てもらいました。 2年生は故郷を思う沖縄民謡を、最後は「敷津小を思う歌」に歌詞を変えて、元気いっぱいに歌ってくれました。 3年生は、合奏の後に一人一人が側転や跳び箱の技を見せた後に一文字ずつ掲げ、卒業生へのメッセージを伝えました。 4年生は、6つのチームに分かれて漫才やコント、オリジナル曲の演奏など楽しい発表を見せてくれました。 5年生は、寸劇の後に「威風堂々」を合奏してくれました。14名と少ない人数ですが、これから6年生になろうという気もちの入った、背筋の伸びるような演奏で感動的でした。 そして、金管バンドクラブも演奏します。6年生は今日が最後の演奏。「世界でひとつだけの花」と嵐の「Happiness」を演奏しました。 教職員からは、6年生が3・4年生の時に学芸会で演じた音楽劇「西遊記」をこっそり練習し、準備をしていました。 ♪さるるる ぶたたた かっぱっぱ♪ 大人たちの仮装や演技に笑いながらも、2年前を思い出し、声を合わせて歌ってくれました。 最後の曲「さあ 天竺へ」を、「さあ 中学へ」と歌詞を替え、音楽専科の増田先生のピアノで歌いました。 ♪つらいときもくじけない すてきななかま そばにいる めざせ 中学 はるかな旅を 終えれば 大人になれる 行こう 中学♪ 敷津小の仲間が、新しい旅立ちを応援しています! 6年生は全員で、低学年を喜ばせるために「ようかい体操第一」を合奏してくれました。「みんな踊りにおいで!」と言われて、いっぱいの子ども達がうれしそうに踊っていました。6年生の優しさを感じます。それから、グループに分かれてダンスや歌を披露してくれました。 花のアーチで見送り、一つの大きな行事が終わりました。 最後の6年生からのあいさつにもありましたが、残りの短い間にも、まだ一緒に思い出を作れたらと思います。 【担当:校長】 「世界の子どもたち」 〜ユニセフ募金の取り組み〜卒業直前の6年生恒例の取り組み 低学年のころから、毎年、先輩たちの行動を見てきて 最後に当事者になります 今回は、子どもたちが選んだ画像をパワーポイントで映し出しながら、自分たちの調べたことを発表しました 世界中に5歳までに命を落とす子どもが630万人もいる その主な原因は 肺炎 下痢 マラリア いま私たちができること 100円でできること 水をきれいにする薬86錠 病気を防ぐワクチン7回 ビタミン剤100錠 200円で 毛布1枚 自分のおこづかいから少しでも協力したい と 全校朝会で呼びかけました 住友化学が開発した マラリアを予防するための 殺虫剤を塗りこんだ蚊帳 を みんなに示しました そこに至るまでに カカオ農園で働く子どもの映像 (自分たちが採って集めているカカオ豆がチョコレートになることを知らない) を見てみんなで考えたり 資源と技術と資本のあるなしで世界の不平等不均衡を体験する「貿易ゲーム」に取り組んだり 日本の給食の歴史を調べたりしてきました (戦後すぐにユニセフからパンと脱脂粉乳を贈られて学校給食が始まった) 私がこの子たちと出会ったのは 入学式で1年生を迎える2年生の春 教室は職員室のそばで いつもちょこまか動き回っていたかわいらしい子たちだった そして今 ぐんぐんと大きくなって 世界を語ることができるようになった 旅立ちの日まであと少し 頼もしく見守り 温かく見送り、見届けたい (教頭発) |
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