2月23日 「能楽発表会」《総合》 【4年生】大阪能楽会館まで徒歩で移動。会館の中に入ると,大きな能楽堂が目の前に飛び込んできます。思わず息を飲む子どもたち。緊張感が高まってきます。 能舞台のことについて,山本先生から話を伺います。 「橋懸(はしかがり)の脇にある3本の松の大きさがちがうのはなぜでしょう。」 「遠近感を出すためです。」 「能楽堂の下には,白洲(しらす)という白い石があります。どうして白いのかな。」 「太陽の光を反射させるためです。」 予めいただいた,『学んでみよう能・狂言』の冊子をよく学んできましたね。 2階の桟敷席からの眺めや舞台裏も見学しました。ワキ方やシテ方,囃子方の控室や,稽古で使う舞台も拝見しました。 切戸口から出入りの練習をして,いよいよ本番。6m四方の総檜造りの本舞台で発表をします。 今年から,来年能楽体験をする3年生も見学します。地域の方々や保護者の方も会場に詰めかけ,胸が高鳴ります。 まずは仕舞のグループが,高らかに「高砂」の謡を謡いました。次に,小鼓のグループが「高砂」の謡にあわせて鼓を打ちます。すんだ音色が響いていましたね。 続いて,仕舞のグループが「老松」の仕舞を1人ずつ舞いました。 最後に,能舞台で記念撮影。発表を終えた子どもたちの満足そうな顔が印象的です。やり遂げたという,達成感を味わってもらえたのではないでしょうか。 4年生は朝から緊張しています。帰校後,尋ねてみても,やっぱり緊張したとの感想。そうその緊張感が張りつめている感覚をよく覚えておいてくださいね。 お礼の手紙を書いています。 稽古のこと,発表会のこと,今後のこと,心を込めたお礼。以上の観点でお世話になった先生に感謝の気持ちを込めた手紙が届くといいですね。 そして,くりかえし先生がおっしゃったことは, 「一人でするのではありません。みんなで能を演じる。」 ですね。これからの学校生活にも,この体験がきっと活きてくることでしょう。 見学した3年生の感想です。 ◆「あんなに長い台詞を覚えるのは大変で,すごいなあ。」 ◆「4年生がかっこよかった。」 ◆「自分たちもここで発表したいな。」 日本が誇るべき独自の文化に触れることができる有意義でまたとない特別な機会でした。また,練習の成果が発揮できましたね。 能楽の稽古は今日で終わりますが,礼儀,作法の学習は今後も続きます。 2月20日 「能楽発表会のご案内」【場 所】大阪能楽会館 大阪市北区中崎西2−3−7 【内 容】 ◆謡 「高 砂」 ◆仕舞 「老 松」 ◆鼓 「高 砂」 【時 程】 11:00頃 発表開始(多少,開始時刻が前後する場合があります。) 11:30頃 発表終了(予定) 11:40頃 帰校に向け現地出発 ○ 10時からのリハーサル・打ち合わせから,参観いただけます。 ○ 直接,大阪能楽会館へお越しください。 ※4年生の子どもたちは,午前9時35分に学校を出発して現地に向かいます。同行いただいても結構です。 ○ 会場内でのビデオ,写真撮影は可能です。ほかの参観者の迷惑にならないようお願いします。 ご家族様も含め,できるだけ多数の参加をお待ちしています。 2月20日 「ふりこのきまりを見つけよう1」《理科》 【5年生】時間を測ったり,ふりこの長さやふれ幅を調節したりと,班で協力して進めました。 「あれ,おもりの重さを変えても,さっきと同じだ。」 「これってあってるのかな?」 実験をしていく中で,ふりこのきまりがわかってきました。実験が終わり,まとめもできたグループは,自分たちで考察したことを確かめる実験を自主的に進めていました。 2月20日 「春をみつけたよ!」梅の花が何輪か咲いています。まだつぼみが多く,ほころんでいる状態です。 梅一輪 一輪ほどの あたたかさ さて,誰が詠んだ俳句でしょうか?5年生以上ならわかりますよね…!(^^)! 2月20日 「能楽体験(5)」《総合》 【4年生】続いて, (1) 仕舞のグループが「高砂」を謡う。 (2) 仕舞のグループが「老松」の仕舞を舞う。 (3) 鼓のグループが「高砂」を謡う。 と,本番と同じように通して稽古しました。山本先生から厳しい指導が度々入ります。自分の出番ではないときでも,自分のこととして受け止め,先生をしっかりと見つめながら話を聴く子どももいます。そういう子は,芸事に限らず,上達が早いですね。 最後に,山本先生に「中の舞」の仕舞を舞っていただきました。小鼓などの楽器の響きもあり,幽玄な雰囲気に包まれました。子どもたちも息をのんで魅入っていました。 能は体で感じながらやっていくことが大事だということを教えていただきました。 来週2月23日(月)は,大阪能楽会館で能楽発表会を行います。 |
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