旬の食べもの
気温が高くなってきました。
春から初夏というよりは一気に夏、というくらいの気温の変化に感じます。 最高気温が30゜Cを超える日も間近かもしれませんね。 さて、皆さんは「筍」という漢字をご存じでしょうか。 正解は「たけのこ」ですが、これはたけのこの芽が出て10日ほどで竹になる、というところから、10日=一旬(上旬、中旬の旬と同じ単位)の旬に竹を組み合わせてできた、といわれています。 このたけのこは3月〜5月くらいが旬の食べもので、同じく春に出回る旬のわかめと合わせた「わかたけ煮」は食材同士の相性がよく、「春先の出会いもの」といわれています。 給食では、5月の給食に登場する献立です。 今週は月曜日にその出会いものの「わかたけ煮」、水曜日にたけのこと鰹節を使ったごはんにのせて食べる「ごまかかいため」が登場しました。 この他に15日の金曜日には同じく3月〜5月(近畿地方)が旬の食べものである生のえんどうを使った「えんどうの卵とじ」が登場しました。 (旬の食べもの2に続きます) 旬の食べもの2作業には手間がかかりますが、生のえんどうはやわらかく、風味よく仕上がります。 給食では毎年5月にえんどうを卵でとじた「えんどうの卵とじ」が季節のおかずとして登場しています。 児童の中にはえんどう=グリンピースが苦手な児童もいて、食べるのに苦戦していることもありますが、卵と鶏肉などと合わせていることもあり、時間はかかっても全部食べてきてくれた児童もいました。 給食では、このようにその月にしか登場しない、旬の食べものを使ったおかずが登場します。旬の食べものの美味しさや季節を感じることも、日本に昔から伝わる大切な食文化であると考えます。 ご家庭でも旬の食べものや季節を感じる食べものについて、食事をされるときなどにお話されてみてはいかがでしょうか。 校区たんけんに行きました 1
3年生は本日(5月13日)校区たんけんに行きました。桃谷駅周辺から寺田町駅周辺まで、校区を隈なく歩き回りいろいろなところを探検しました。途中のお店でお話を聞いたり、チラシをいただいたり、校区の方々と触れ合うこともできました。保護者の方々にもご協力いただきありがとうございました。
校区たんけんに行きました 2
校区たんけんに行きました
こどもの日の行事献立5月8日(金)の給食は「牛肉のちらしずし、五目汁、ちまき、牛乳」という組み合わせの「こどもの日の行事献立」でした。 学校のこどもの日の行事献立では、ちまきが必ず登場しています。 こどもの日に食べるものとしては、ちまきの他に柏もちがあります。 昔はちまきが関西で多く食べられ、柏もちが関東でよく食べられていた、という話があります。 学校の給食ではちまきが必ず登場します。2年生から6年生は毎年食べる機会があるのですが、1年生は初めてでした。質問してみたところ、ちまきを食べたことがある児童は約半数でした。 同じく柏もちについて質問すると、こちらは8割の児童が食べたことがある、との回答でした。 最近は物流も発達し、情報も早く伝わるご時世ですので、昔のような関東、関西の違いというのが少なくなりつつあるのかな、と感じることがあります。それでも、うどんのだしの色の違いやカレー、肉じゃがの牛肉と豚肉の違いなど、定番の東西の違いについてはまだまだ根強く残っているので、そういった関西独自の食文化も大事にしていきたいな、と思います。 4年生は社会見学でしたので、今年は食べられず、帰ってきたこどもたちから「食べたかった〜」という声も聞こえてきましたが、給食では来年まで待ってね、と答えました。 ちなみに牛肉のちらしずしも人気のある献立です。作り方もそれほど難しいものではありませんので、献立表を参考にご家庭でも作ってみられてはいかがでしょうか。 (ちなみにちまきや柏もちについて少し詳しい話を知りたい方は、昨年の5月の記事に載せていますので、よかったらバックナンバーをご覧ください) |
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