自分たちで作ったカレーを堪能したあと、午後からの活動である魚つかみに挑戦しました。
生きた魚を素手で触った経験がない子にとっては、少し恐怖を感じていたようですが、鉢伏の冷たい川の水に足を浸けながら、あちこち逃げ回る魚を夢中で追いかけていました。
捕まえた魚は、宿舎の方にその場で塩焼きにしてもらい、出来立てアツアツをいただきました！

※本日のこのあとの活動の様子は、また明日の朝から順次紹介していきます。

午前中のオリエンテーリングで空いたお腹に、でき上がるカレーの匂いは食欲を大いに増進させたようで、お皿を持って木陰にあるベンチに腰かけるや否や、スプーンが忙しなく動き出しました。

３時間ほどのオリエンテーリングを全員無事に済ませ、宿舎に戻ると、次は昼食のカレー作りの準備が始まりました。
今回、ご飯自体は宿舎に作っていただくので、子どもたちは自分たちが食べるカレーのルーを作ります。５年生から始まった家庭科の調理実習で全員１回は包丁を手にしてはいるものの、普段経験の少ない子は慣れない手つきで野菜を切っていました。

いよいよオリエンテーリング（山登り）が始まりました。
宿舎の前にそそり立つ鉢伏山（標高1,221m）の頂上を目指し、グループで登っていきます。初めは歩きやすい山道が続きますが、頂上に近づくにつれて大きな岩の間を這うように進む急斜面が現れ、呼吸も荒くなりますが、登り切ったときの爽快感や満足感・達成感は言葉に表せないほどのものがあります。
帰り道では、頂上から見えていた出発地点を目標に、1歩1歩感動を踏みしめながらゴールを目指しました。

すでにお気づき（ご存じ）かも知れませんが、林間学習中の宿舎での食事の配膳・片づけは子どもたち自身で行います。各組で決めた活動グループの中の食事係の子を中心に、“食”を通して団体行動を学んでほしいと思います。