先週の全校朝会のちょうどこの時間に、日本から遠く離れたカナダで、サッカーの試合が行われていました。
なでしこジャパン、女子サッカーのワールドカップの決勝戦ですね。
相手は、日本のライバルであるアメリカ合衆国でした。
結果は皆さんも知っていると思いますが、5対2で日本が負けてしまいました。
しかも、試合が始まって、わずか16分で4点も取られてしまったのです。
試合時間の90分の初めに16分で4点というのは、ほぼ負けたと言ってもよいくらいの点差です。
たぶん、見ていた人のほとんどが、あきらめたのではないでしょうか。
でも、試合をしていた「なでしこジャパン」は、誰一人としてあきらめていなかったそうです。
試合終了のホイッスルがなる最後まで、試合を捨てないで戦いきりました。
結果は、残念でしたが、その最後まであきらめない姿勢が、みんなの共感を呼び、帰国した時の温かい歓迎につながったのではないでしょうか。
さて、みなさんは、難しい事や、しんどい事を目の前にした時に、ちょっとやってみて、「無理!」とか「もうできへん」とかあきらめた事はありませんか。
でも、最後までやってみなければ、できるかどうかも分からない事も事実です。
たとえ、結果が望んだものにならなくても、そこには、やれるところまで思いっきりやったんだという充実感や、満足感がきっとあるはずです。
もうすぐ一学期は終わりますが、今年の学年はまだまだ始まったばかり、サッカーで言うとハーフタイムもまだ来ていません。
なでしこの選手を見習って、ぜひ、あきらめずにチャレンジしてください。
今日の全校朝会では、校外で活躍した児童の表彰を行いました。