最後の練習日ということで、１２名の中学生が練習のサポートに来てくれました。「がんばれよ！」の思いがこめられた先輩のボールを、選手たちはガッチリ受け止めていました。

いよいよ大会です。これまでの練習で培ってきた一人一人の力、そしてチームの力を出し切ることができれば…。手に汗握る好ゲームを期待しています。

選手のみなさん、心を一つに全力プレーだ！

教室を暗くし、机は後ろに下げ、子どもたちは扇形に並んで座ります。床に直に座っているクラスもありました。前には、語り手さんのための小さな机といすがあり、机の上にはろうそくが。灯がともると、おはなしスタートです。

静かな落ち着いた雰囲気の中、子どもたちは本の世界に引き込まれていたようです。

３日間、常盤小学校に来てくださったのは、ボランティアグループ「あべのおはなしポケット」と「たんぽぽ」のみなさん、阿倍野図書館の職員の方です。今年もありがとうございました。

その後、歯ブラシの持ち方や毛先の当て方に気をつけて、実際に歯みがきをしました。再度同じ歯を１本染めてみると、赤かった部分は白色に近くなっていました。

これまでの自分のみがき方と、今日教わった正しいみがき方。違っていた部分、足りなかった部分もきっとあったことでしょう。２年生のみなさん、正しい歯みがきの仕方、わかったかな？ 「みがいた」から「みがけた！」になるように、がんばってくださいね。

盲導犬の制度はいつから始まったのですか？
　→昭和４５年から訓練がはじまり、３年後から制度の運用がはじまりました。

訓練する施設は、大阪にもありますか？
　→千早赤阪村に１つだけあります。

盲導犬になれる犬は、何頭に１頭ぐらいですか？
　→１０頭に２〜３頭ぐらいです。

盲導犬に使う命令語やハーネス（盲導犬が体につけている胴輪）についても教わりました。Ｋさんの話に驚いたりうなずいたりしながら、熱心に話を聞いていました。

また、点字を書く道具や点字の本も持ってきてくださっていたので、実際に見たり触ったりさせていただきました。

今回の「盲導犬のお話」「車いす・アイマスク体験」を全面的にサポートしてくださった阿倍野区社会福祉協議会、常盤連合町会、ボランティアのみなさん、そしてＫさん、ありがとうございました。

【アイマスク体験】アイマスクを着用して目が見えない状態を体験することで、目の不自由な人の気持ちを理解し、目の不自由な人に出会ったときの対応の仕方を学ぼうというものです。

視覚障がい者の方が使う白杖（はくじょう）のことや、食事介助や道案内のクロックポジション（どこに何があるのかを時計の文字盤にたとえて知らせる手段）について、説明を聞きました。その後、２人１組で介助する・される体験をしたり、アイマスクをした状態でユニバーサルデザインの容器をさわったりしました。

視覚障がい者の方が生活する上で、どんな困難があるのか、その困難を少しでも軽くするために、自分たちにできることは何なのかを考えるきっかけになったのではないかと思います。