他人から褒められると、本番で良い結果が出せる!
他人から褒められると、本番で良い結果が出せる:研究結果
cafeglobeより転載:特別なプレゼンや発表、面接や試験など、誰の人生にも、今こそ頑張らねば! というシチュエーションがあるものです。ところが大事なときほど緊張やストレスのレベルも最高潮。プレッシャーに負けて十分に力を発揮できなかった、という苦い経験を持つ人も多いのではないでしょうか。 そんな勝負がかかった大事な場面で良い結果を出すためのとっておきの方法が、最近のハーヴァード大学ビジネススクールの研究で明らかになりました。 過去の成功体験を思い出す 「最高の自分の活性化」と呼ばれるこの方法は、過去に自分がベストの結果を出したときのことを他人に思い出させてもらうことで、モチベーションを高めることができるというものです。 「nymag」より翻訳引用 「失敗するかもしれない」とネガティブな気持ちを持つと、本当に失敗してしまう、とよく言われます。 だから自信を持ってポジティブに物事に臨まなければいけないというアドバイスがありますが、個人的には闇雲に「自分を信じなさい」と言われても、いまいち説得力に欠けるというのが正直な感想でした。 行動科学の分野におけるこちらの新しい研究結果では、「自信」という曖昧な概念ではなく、過去に実際に自分がやり遂げた具体的な成果を思い出すことがポイント。「あのときにあんなに良い結果が出せたのだから」という裏付けがあるからこそ、自分を成功モードに導くことができるのでしょう。 友人や家族に思い出させてもらうのが効果的 実験では、被験者の半数にはとくに何も与えず、後の半数には友人や家族、同僚等にメールをし、テストの直前に被験者が過去最高に良い結果を出した状況について思い出させてもらうようにしました。(中略)その結果、何も与えられなかったグループの中では19%しか問題を解けなかったのに対し、直前に過去の最高の自分を思い出させてもらったグループでは51%と、明白な差が出たのです。 「nymag」より翻訳引用 ここでさらに鍵となるのが、「友人や家族、同僚」の協力。自分で自分の最高の成功体験を思い出そうとするのではなく、あえて周囲の人たちのフィルターを通した最高の自分を教えてもらうことで、客観性が生まれるほか、他人からの承認欲求が満たされます。そこから「自分にはできるはず」という自信が生まれ、良い結果に結びついているのではないでしょうか。 励まし、認め合うことの大切さ 人間にとって、過去の成功体験や周囲の人たちからの励ましが、いかに大事かを教えてくれる上記の研究結果。 研究者たちは、職場における年度末の査定でも、欠点にフォーカスするのではなく、その人が達成したベストな仕事を顧みる方が、社員のモチベーション向上につながるのではないかと提案しています。 今度、勝負をかけたい大事なプレゼンや面談があるときには、周囲の人たちに「なるべく具体的な出来事をピックアップしつつ、私を褒めまくって!」とあらかじめ頼んでおこうと思います。 高校紹介 都島工業 生野工業 扇町総合 咲くやこの花 勇気を出して「ありがとう」「ごめんね」
以前、野口嘉則さんの「鏡の法則」という本を読んだ。経営コンサルタントの男が、いじめにあっている小学生の息子のことで悩んでいる母親にアドバイスをするという話だ。
息子のことを相談しているうちに母親自身の話になっていく。男は母親に「大切にすべき人を責めたり、感謝すべき人に感謝していなかったり、許せないという気持ちを持っていませんか?」母親は父親のことを思い出した。 男は「お父さんに対する気持ちを紙に書きなぐってください」。母親は独善的な父親の言葉にどんなに傷ついてきたかを書いた。 次に言われたのは「お父さんに感謝できることを書いてください」。母親は、家族のために一生懸命働いてくれたこと、公園に連れて行ってくれたことを書いた。 次に「謝りたいこと」を書くように言われる。母親は心の中で父親に反発し続けてきたことを書いた。 最後のに、「あなたの人生で一番勇気を使う場面かもしれませんが、今書いた『感謝できること』『謝りたいこと』を直接お父さんに伝えてください」といった。ただ、「心がこもってなくてもいい。紙に書いたことを棒読みするだけでいい」というので、「母親はそれならできるかも」と思って、父親に電話をかけた。 「お父さん、あのね、お仕事、大変だったよね」「よく公園に連れていいてくれたよね」「いろいろ反発していたけど、ごめんね」みたいなことを言った。 父親は無言だった。 その後、息子へのいじめがぴたりと止んだ。母親は、息子に起きていたことは自分の心の「鏡」だったことに気づく。 子から親へでもいい、親から子へでもいい。「ごめんね」「ありがとう」の言葉はお互いの心を溶かす。何歳になってからでも感情のやり直しはできる。 高校紹介 淀商 住吉商業 大阪ビジネスフロンティア 堺市立 土曜日に参観授業がありましたさて、話の続きは?
どういう人が宇宙飛行士に適しているかというと、時間切れで終わった後、「これ持って帰っていいですか?中途半端で終わると気持ちが悪いので、持って帰って完成させたいんです。」という人だそうだ。
ところで言いたいことは宇宙飛行士の適性の話ではない。 ある人がジグソーパズルの1個のピースを手にした。それはシマウマの頭の部分の絵柄だった。次に手にしたピースはシマウマの首の絵柄だった。 「これはここだ!」喜んでそれを頭のピースの横にはめ込む。ぴったり合うとうれしいので、またその隣のピースを探し求める。 ところが次に手にしたのは黒一色のピース。どの部分なのか全くわからない。もし、完成図が分かっていれば、そのパズルを完成させるのに必要なピースであることは分かるのだが、完成図のないパズルだったら、それがパズルの一部分であることすらわからない。 「賢者の書に」登場する主人公の少年は「賢者」から教えられる。 「大きな絵、つまり大きな夢を思い描く。そしてその夢の実現のために行動を起こす。行動の結果、手に入るものは失敗でも成功でもない。絵を完成させるために必要不可欠なピースの一つである。」と。 1個のピース(行動の結果)は、自らの思い描いた絵を完成させるためにどうしても必要なのだ。絵が完成したときに、あのわけの分からなかったピースがどこでどう使われているのかがようやく分かるんだ。あのつらい経験がここに使われることになっていたんだな。あの失敗がなかったら、ここを埋めることができなかったんだな、といった具合に。 特別支援学校の紹介 東住吉特別支援学校 難波特別支援学校 難波特別支援学校 大きな夢のひとかけらを大切に!
だいぶ以前に読んだ本に、「大きな夢のひとかけらを大切に!」というエッセイがあった。
宇宙飛行士になるため試験の一つに、絵のない真っ白なジグソーパズルを完成させるというものがあるそうだ。 ジグソーパズルは、前もって完成した絵が分かっているので、「やってみよう」という気になるし、だんだん完成に近づいていくと喜びも湧いてくる。 だが、すべて真っ白なピースだと形だけが頼りだ。しかも完成図がないのでやる気も起きないし、何を作っているのかも分からないので喜びも湧かないだろう。 だ、「これ、何のためにやるんですか?」と質問した人はまず宇宙飛行士の選抜から外される。 そして、「はい、やめてください」という合図のあと、「ここまでしかできませんでしたけど、合格ですか?不合格ですか?」と質問する人も落とされる。 どういう人が宇宙飛行士に適しているかというと、皆さんで考えてみてください。 宇宙船の中は狭い。しかも、4、5人の仲間とずっと一緒に過ごす。だから協調性が求められる。言われたことを素直に受け止め、あまり余計なことは考えず、淡々と、忍耐強く仕事に取り組める人でないといけない。 さて、どんな人でしょう? 保健だより10月号 |