マララさんのように
本日の終業式で、校長先生より、今年1年間をしめくくるにふさわしい、メモリアルなお話がありました。人というのは、体は自然に成長していきますが、心と頭は学び続けないと成長しない、学び続ける大切さを冒頭述べられました。
今年をふりかえってということで、4月の最初に「続ける、継続することの大切さを」述べたことを、そして2学期の最初には、「考えや思いを口に出して伝える大切さ」を述べたことを思い出しました。そしてそれらを実行した人物として、昨年のノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララさんのお話をされました。 マララさんは、タリバンが学校を破壊することを批判し、自分たちは学び続けたいという思いを訴えてきました。やがて、そのことでタリバンに命をねらわれはじめます。ついに2012年10月9日、下校途中のスクールバスの中で、タリバンから2発の銃撃を頭部にうけて瀕死の重体となりました。銃弾を取り除く大手術の後、2か月半の入院で奇跡的に回復し、退院後はタリバンの恐怖にめげることなく「学びたい」と訴え続けそれが有名な国連での「マララスピーチ」につながりました。下に有名なワンフレーズを掲載しましたので、ぜひ和訳してみてください。 One child, one teacher, one pen and one book can change the world. Education is the only solution. 彼女のスピーチが終わると、感涙にむせた人々による拍手がなりやまなかったそうです。そして、昨年17歳という史上最年少のノーベルを受賞するに至りました。自分の思いを、口に出して訴え続けるマララさんの行動で、世界は大きく動き出し始めました。ぜひ来年の抱負に、「自分の思いを、口に出して言い続ける」を入れてみてはいかがでしょうか。 (下の写真)バドミントン部が4ブロックの大会で3位の賞状をもらいました。おめでとうございます。 中庭の工事が完成しています
12月3日に中庭の工事が完成しました。今日のような雨あがりのときに、今まで生徒たちはぬかるんだ中庭を通って下駄箱に向かっていたのですが、ご覧のとおり、大変スムーズに中庭を通れるようになりました。
工事の期間中は、生徒の皆さんをはじめ、体育施設開放事業で体育館や格技室をご利用されている方、選挙で来られた方、そしてご近所の方々には大変ご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした。 おかげさまで無事工事も終わり、生徒もみな喜んでおりますことをご報告させていただき、工事へのご協力のお礼にかえさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 「くらべる」と「くらべない」
今週の朝礼では、校長先生は中国の哲学者「魯迅」の言葉を紹介されました。
たとえば、「このスイカでいいですか?」と言われても、判断に困ることもあるのですが、AとB2つのスイカのどちらがいいですか?と比較対象があると選びやすい、そうです。だから住宅の販売においても、同じ家ばかりつくるよりも、間取りやデザインの違う家を作った方が売れやすいそうです。ただし、魯迅はこうも言っています。モノは比べてもいいが、人はだめだ、と。「人」とひとくくりにしても、ひとりひとりはその性格も持っている力も全然違う。それなのに、そこでどっちが上とか下とか、比較をし始めると、人は少なからず「劣等感」を抱いてしまう、そうです。 みなさんも、いたずらに人と比べたりせず、自分の力を信じて、前向きに明るくがんばっていきましょう! 税の作文と、選挙ポスターで表彰状をいただきました。写真は校長先生から受け取っている様子です。 ノーベル賞をめざそう!
先日の朝礼では、校長先生より過去にノーベル賞をとった江崎教授、根岸根岸の対談から、ノーベル賞をとるには、この世にないものをつくるには、「想像力」が必要であるというお話をされました。そして江崎教授は、この想像力をうみだす源には、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の5つの感覚を研ぎ澄まして、フルに活用すると、「第6感」という「想像力」が出てくるということをおっしゃっていました。また根岸教授は、自然の中に入ると、「想像力」が出てくるとおっしゃられていました。みなさんも、ぜひ想像力をうみだして、ノーベル賞をめざしていきましょう!
幸せとは?
本日の朝礼では、幸せについてのお話が校長先生よりありました。
自分の国が幸せかどうかというアンケートでは、世界で46位だそうです。 捨てるほど食べ物もあり、朝から学校に通えることが普通なことでありながら、この順位です。もっと、普通にできているところに幸せを感じることができたらいいですね。ハーバード大学が75年間かけて研究した、「幸せとは」の答えが、何かを得ることや、お金持ちになることではなく、「誰かに何かを与えること」という言葉の意味もかみしめてほしいものです。 |
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